丸太小屋の四季 その11

丸太小屋の四季 その11

雲海
 昨夜来の雨も朝方には消え、冷え込みもない一日が暮れようとした頃、日の射す間がなかったのか冷えが忍び寄ってきた。
 家の中から外を見やると、紀伊水道からせりあがる山並みの峰々を覆う雲海がたゆたう。

 春先によく見る光景である。

↓デッキから(17時17分)


投稿者 愉悠舎 日時 2016年3月19日 (土) フォト・グラフィティ, 丸太小屋の四季 | 個別ページ

クイーン・エリザベス(3代目)


 2010年(平成22年)就航のクイーン・エリザベス号が午前8時、大阪港天保山客船ターミナルに接岸した。

 午前6時前、家の前方十数キロ彼方を走るクルーズ船・クイーン・エリザベスを捉えた。

 500mmの望遠レンズを使って撮った。
 なかなか思うように撮れない。

 10年前、先代のクイーン・エリザベスⅡが神戸港にやって来た。その時、神戸ポートターミナルから観た。
 今回のそれは先代よりも一回り大き。

ちなみに今回の運行期間とルートは;
ワールドクルーズ2016(平成28年1月10日~5月10日の122日間)サウサンプトン(英国)出発~アフリカ~オセアニア~アジア(日本含む)~中東~地中海~サウサンプトン(英国)
うち、日本区間 長崎→鹿児島→横浜→大阪→広島→沖縄

↓友が島沖を通過するクイーン・エリザベス号(望楼より 5時53分)


投稿者 愉悠舎 日時 2016年3月22日 (火) 丸太小屋の四季 | 個別ページ

山桜・三景
 葉と共に花を咲かす山桜。
 デッキより見渡せば、山々に乱れ咲く山桜。
 山桜の寿命は200~300年とも。
 山桜に負けぬよう、おのが心身を備えねば。

  もろともに あはれと思へ 山ざくら
     花よりほかに 知る人もなし   <大僧正行尊 >


↓5日18時04分


↓4日8時19分


↓4日16時48分


投稿者 愉悠舎 日時 2016年4月 5日 (火) フォト・グラフィティ, 丸太小屋の四季 | 個別ページ

巨大クルーズ船・クアンタム・オブ・ザ・シーズ (MS Quantum of the Seas)
 朝、9時過ぎ小降りの梅雨空を眺めていると遠くにクルーズ船。
 とりあえずカメラを望遠レンズに取替え、パチリ・・・。(愉悠舎望楼より)
 本日神戸港に入るクルーズ船を調べたが今日の入港はナシ。
 大阪港を探す。アッタ!
 天保山岸壁に接岸のクアンタム・オブ・ザ・シーズ号。
 一度見たかったクアンタム・オブ・ザ・シーズ号が遠く目の前に。
 去年の夏、クアンタム・オブ・ザ・シーズが神戸にやって来る筈だった。
 夜、ライトアップされた船影を撮ろうと、バースが見えるホテルを予約したが、台風のため入港が中止になった。

クアンタム・オブ・ザ・シーズ号
2014年11月に就航、処女航海となるニューヨーク発着のカリブ海クルーズを2014年11月から2015年4月にかけて実施した。2015年5月から約1ヶ月半かけてアジアクルーズの母港となる上海宝山国際クルーズターミナルへのポジショニング(配置換え)クルーズを行い、2015年6月から上海を母港としてアジアクルーズに就航している。( Wikipedia 最終更新日 2015.12.29)

 


投稿者 愉悠舎 日時 2016年6月28日 (火) 丸太小屋の四季 | 個別ページ


満月の紅い紐・白い帯
 僅かに明るさの残る仄暗い空に月がのぼる。
 やがて、まわりに暗がりが訪れる。
 海にできた光の道が「紅」から「白」に、「紐」から「帯」へ。

 満月の夜の一大スペクタクル!

・↓「紅」い「紐」 7/20 19:55 望楼から


・↓「白」い「帯」 7/2 20:26 望楼から


投稿者 愉悠舎 日時 2016年7月21日 (木) フォト・グラフィティ, 丸太小屋の四季 | 個別ページ

日没の里
 強い台風10号が東北地方に向かって進む午後7時前、南の空に重く垂れ込んだ雲が、落ちる陽を浴び少し色づく。

 鉛色の雲が薄紅色に染まり、山の彼方の空が甦る。

↓愉悠舎デッキより


投稿者 愉悠舎 日時 2016年8月29日 (月) 丸太小屋の四季 | 個別ページ

林立する風車
 八月末の夕刻。

 対岸の和歌山県有田市後方の山なみに風力発電の数々。
 天気の良い日に顔を出す。
 太平洋から紀伊水道に吹きぬける風に乗って、
 風車のざわめきが聴こえるようだ。

 左下にあるタンク群は有田の石油コンビナート。

・↓望楼より


投稿者 愉悠舎 日時 2016年9月13日 (火) 丸太小屋の四季 | 個別ページ

雨上がりの海
 激しかった夜来の雨あがり。
 薄日射す水面(みなも)を揺らす波。
 今日の海は荒れるか、凪ぎるやら。

・↓愉悠舎望楼から

 


投稿者 愉悠舎 日時 2016年10月17日 (月) フォト・グラフィティ, 丸太小屋の四季 | 個別ページ

葛城山・金剛山
 一ヶ月ほど前、奈良と大阪の県ざかいにある葛城山へ登った。
 頂上から見た淡路島方面は靄の中にあり、淡路島の輪郭も靄の向こう。
 澄んだ空ならば頂上から関空入り口のゲートタワーの向うに、我が丸太小屋の周辺が目に入るはずであった。

 今日、反対側の丸太小屋から、葛城山の輪郭を明確に捉えることが出来た。

 秋から冬にかけて澄み切った空が続く。

 葛城山(959.2m)、金剛山((1125m)。

・↓望楼から


投稿者 愉悠舎 日時 2016年11月 4日 (金) 丸太小屋の四季 | 個別ページ