丸太小屋の四季 その7
薪ストーブの講習会

「海平の郷」の開発会社が管理しているコミュニティセンターに薪ストーブが導入された。
ストーブの火入れにあたり、薪ストーブを設置した業者によるストーブに関する講習会が開かれた。
薪ストーブの所有者として、受講しておくべきと思い参加した。
講師は当薪ストーブを設計・施工した「薪おじさん」、徳島は剣山の麓で薪ストーブを生業(なりわい)とする未だ若きオジサン。
薪ストーブの炊き方等について教えてもらい今後薪ストーブを取り扱う上での参考にする。
家に帰り早速ストーブに火をつける。
「火入れ式」で見せてもらった「オーロラの赤い色と揺らめき」に近づけようとダンパーやバルブを明けたり閉めたりしながら色々調整を試みたが駄目だった。オレンジ色の炎は赤に近づかず、炉内を右に左に大きく漂う揺らめきは小さく、どう調整しても炎の勢いは少し強めになってしまう。薪おじさんによると、「ここ十年薪ストーブは長足の進歩を遂げた」と言うことなので、14年前に設置したストーブなので仕方がないか。
我がストーブはコミュニティセンターのストーブと違って、バルブを全閉にすると酸素の供給が絶たれてしまうので、火が消えてしまう。炎を維持するに足りる酸素の供給が上手くいかないために、火の勢いが強くなってしまうのだろう。
コミュニティセンターのそれは省エネを追求した結果、燃えるストーブでなく、より優しい炎の明かりに包まれる。
薪ストーブの魅力はこの「優しい炎」だ。
教えてもらった薪ストーブの炊き方の基本をまとめておこう。
薪ストーブのガラスに付着している汚れを拭き取り、 ティッシュ等に水を含ませ、炉内に残っている灰を付けガラスを拭く。

次に、着火剤(右の写真)を使い煙突内部を温めると共に熾き火をつくる。
熾き火はクズ木を炉内に敷いてつくる。薪を入れ終わったらドアを閉める。
ダンパーは温度が上がるまで閉めない。
空気調節バルブは全開にしておく。
次に薪を投入し、温度が上がればダンパーとバルブを閉じる。
灰はシーズンが終わるまで残しておく。
投稿者 愉悠舎 日時 2014年3月 3日 (月) 丸太小屋の四季 | 個別ページ
雨上がりの昼下がり
春の日の雨上がり、海からの霧が目の前を流れる。
山の樹々たちも春めいてきた。
移りゆく季節の変わり目はいつも物憂い。


投稿者 愉悠舎 日時 2014年3月26日 (水) 丸太小屋の四季 | 個別ページ
サクラ・三景・三種類
我が団地のサクラも6分咲きと言うところか?
今年はソメイヨシノと山桜がほぼ同じ時期に花を咲かせ始めた。
昼下がり、花をめで歩いた。
上記二つは未だ少し時間が要るが、一足先に咲いた緋寒桜が、濃いピンクの花を枝いっぱいに溢れさせ、見るものの心を奪った。
ソメイヨシノの見ごろは今週末ごろだろう、続いて山桜も・・・。
メインストリートのソメイヨシノ ↓

愉悠舎望楼下の山桜 ↓

愉悠舎前の緋寒桜↓

投稿者 愉悠舎 日時 2014年3月31日 (月) 丸太小屋の四季 | 個別ページ
視界良好

樹木の枝打ちと言おうか剪定を実施した。密集した樹木の枝葉を適当に刈り取り、見通しを良くしたと言った方が分かりやすい。
我が敷地に植わっている樹木の大半は常緑のバベ((姥目樫)の木で、そのため家の周りは年中緑が絶えない。
家を建てたとき、遠景をさえぎる樹木の上部の枝を少し切った。15年近く経て、バベの木はさらに3mほど伸び、デッキから里山の風景が消えた。
この度、当団地の管理会社の好意により、デッキと回廊横に繁るバベの木の上部を払って貰った。
団地の世話をしている造園会社の人がやって来て、木を刈り込んだ。
三人の職人さんが二時間ほどかけ、バベの木の群れをサッパリさせた。
職人さんたちは作業服に地下足袋を履き、腰に安全ベルトを巻いた身軽な格好で木に登り、腰にさしたノコを手に取り、次々と事もなげに枝打ち作業をやってのけた。見事な職人技に感服!
いままで、里山の風景を眺めるのにデッキの先の回廊もしくはその先の望楼まで足を伸ばさねばならなかったが、デッキからも家の中からも、のどかな里山が望めるようになった。
☆印デッキからの眺め・その1 ↓

☆印デッキからの眺め・その2 ↓

☆印デッキからの眺め・その3 ↓

投稿者 愉悠舎 日時 2014年4月25日 (金) 丸太小屋の四季 | 個別ページ
ナンジャモンジャ伝説

2005年(平成17 年)4月に尼崎で起きた電車事故のあとH姐が病で亡くなった。
その前の年、私の退職記念にH姐とその仲間(仲間たちへリンク)が愉悠舎の前庭にナンジャモンジャの木を植えてくれた。
木を植えるとき「この木は花を咲かせるのに十年かかる」と、その日を楽しみにみんなで植えた。
翌年、彼女が逝く直前小さいナンジャモンジャの木いっぱいに白く可憐な花が満ちた。花の写真を彼女の棺に納めた。その翌年も同じように私たちの前に花が姿をあらわした。
二年目、三年目・・・、花の姿をついぞ見かけなくなった。
それでも少しずつ大きくなる木は、春になるとツヤのある葉をつけ、いつか花の咲くその日を願って私たちは日常を紡いできた。
木も今では4mほどに成長した。
昨日、その仲間たちと大阪は十三(じゅうそう)を探検がてら義妹の店でカラオケを楽しんだ。その夜淡路島に帰ってきた。
今朝、花木に水をやっている時ナンジャモンジャの異変に気がついた。花が、・・・花が咲いている。私は家の中に駆け込んでワイフに知らせた。ワイフは体全体で喜んだ。
H姐が逝って、間もなく九年、これから毎年この季節、私たちのもとに彼女は還ってくる。

投稿者 愉悠舎 日時 2014年5月11日 (日) 丸太小屋の四季 | 個別ページ
海に霧
勢力の強い台風8号が宮古島に近づいてきた。
午前5時すぎ、雲の中に映る淡い陽を背に受け、紀淡海峡を望めば、洲本港近くで発生した海霧が先山(淡路富士)へと流れる。
やがて辺りは深いモヤに包まれた。
-マッチ擦る つかのま海に 霧ふかし 身捨つるほどの 祖国はありや- 寺山修司



投稿者 愉悠舎 日時 2014年7月 8日 (火) 丸太小屋の四季 | 個別ページ
戻ってきた夏空
不順な天候が続いたここ一週間、久しぶりの好天にセミたちの合唱も勢いを増す。
台風11号が西日本に近づいている。台風の前、ひと時の夏空。
<和歌山県上空に広がる積乱雲>

<紀淡海峡を、近くに水上バイクの軌跡>

投稿者 愉悠舎 日時 2014年8月 7日 (木) 丸太小屋の四季 | 個別ページ
嵐のあと
季節外れ?で、大型の台風11号が過ぎ去った淡路島に青空が戻ってきた。
幸いにして丸太小屋及び庭に被害は見当たらない。
そんな中で、ニセアカシアの枝が強風に打たれ小屋周辺に散乱している。
繁殖力が旺盛で他の樹木を寄せ付けないアカシアだが、その枝葉は脆い。

昨日、台風が過ぎ去った夕刻、海岸に近い海が薄茶色に染まっていた。
その広がりの元あたりに、円を描いて波が逆巻いていた。
オーバーフローした川の水が海岸の砂地を抱き込み、海に流れ出たものであろう。
昨日経験した台風11号はこの地に住んで以来、雨風とも最大にして最強の台風ではなかったろうか。目と耳で推し量った目分量で言うと、最大風速は40m/s以上、平均風速30m/s弱で、かつ激しい雨にも襲われ、定量的に把握できないが半端ではなかった。
<散乱した枝葉>

<土砂の混入で濁った海>

投稿者 愉悠舎 日時 2014年8月11日 (月) 丸太小屋の四季 | 個別ページ
三度目の正直・BBQ
日なか、ツクツクボウシが鳴いていた。夏はもう終わりなのか?
夜になると秋の虫が鳴き始めた。
この夏、とくに8月は雨にたたられた。
8月に3回予定していた我がデッキでのBBQ大会も二度、悪天候のため、余儀なく室内での開催となった。三度目の一昨日、なんとかBBQといえるものを開くことができた。
8月3日(日)、洲本の花火大会を観ながらのBBQとシャレ込み、義妹の家族(6人)を呼んではみたものの、花火大会は中止。強い雨風に、部屋の中にてホットプレートでのBBQ。
8月16日(土)、半年にいちど神戸からやって来る連中(8人)と予定していたBBQも、雨風のため室内で開催。

そして、25日(月)、孫たちが来た日、無事BBQの夜を迎えた。

その日、淡路島の西側播磨灘に面した、五色町の新都志海水浴場へ出かけた。


翌日26日(火)、南あわじ市の「 淡路ふれあい公園」で遊び、「休暇村南淡路」にてランチ。
岐路、渦潮を観た。


投稿者 愉悠舎 日時 2014年8月27日 (水) 丸太小屋の四季 | 個別ページ
朝まどき in 大阪湾
昨日の朝、大阪湾を望楼から俯瞰する。
<大阪方面>

<和歌山方面>

投稿者 愉悠舎 日時 2014年9月 2日 (火) 丸太小屋の四季 | 個別ページ