鑑賞 (5/5)

カテゴリ「鑑賞 」の記事

2016年9月17日 (土)
横濱短編ホテル(劇団青年座公演)
 1954年(昭和29年)5月1日に創立した「劇団青年座」の公演。

 霧笛が聴こえる横浜にある老舗ホテルの客室、喫茶室、ロビーラウンジを舞台に、1970年から5年刻みに七つの物語がオムニバスで語られて行く。

 一つ一つの物語は次の物語へ繋がり、全体として大きな流れになっている。

 人の出会いと別れそして再開、そこに零れる嫉妬や愛情の機微をうたいあげている。

 こころざし成らずとも、人間は生きるに値する。

 挫けずに生きる者への応援歌である。

           (神戸文化ホール 中ホール 9/16 ソワレ)

劇団青年座
1954年、当時の「劇団俳優座」準劇団員たちで立ち上げ、同年12月17日に俳優座劇場で旗揚げ公演『第三の証言』(作・椎名麟三)を行った。創立メンバーは、土方弘、氏家慎子、天野創治郎、山岡久乃、中台祥浩、東恵美子、森塚敏、関弘子、成瀬昌彦、初井言榮の10名。 創立当時、翻訳劇全盛だった演劇界において、書き下ろしの創作劇上演を主体に活動を続け、「創作劇の青年座」を劇団活動の柱として確立させるとともに、その姿勢は次代に引き継がれている。創立後しばらくは苦しい状態が続いたが、幅広い演目で人気を獲得し、メジャー劇団へと成長した。現在も高畑淳子他多くの座員が在籍。西田敏行は33年にわたり劇団の中心俳優として活躍し2003年末に退団、竹中直人も一時正式な座員として所属していた。津嘉山正種も長らく在籍していたが現在は退団し、座友となっている。また、映画放送部には石丸謙二郎、窪塚俊介、長谷川稀世、藤吉久美子、中村綾らが在籍している。 劇団創立当初の付属養成所の建物は、現在、ピアニストのフジ子・ヘミングの自宅になっている( Wikipedia 最終更新日 2016.09.10)

投稿者 愉悠舎 日時 2016年9月17日 (土) 鑑賞 | 個別ページ


2016年11月 1日 (火)
贅沢なひととき(「かがり火」演奏会ほか)
 一昨日の日曜日と昨日の月曜日、朝から晩まで駆けずり回った。
 主な目的は知友たちが奏でるコーラスを拝聴することだが、そのほかにもいろいろ贅沢な時間を過ごさせてもらった。

 一昨日の朝、淡路を発つ。
 昼前、着いた先が神戸新開地のとある「食堂」。
 この店の「黒いおそば」は古くからあり、昔よく通った。
 日本蕎麦を使った「焼きそば」で、珍しさも手伝ってか最近知名度を上げ、新開地の名物になりつつある。
 店内は、羽振りがいいのか小奇麗に改装され、小ざっぱりとしている。

 黒い焼きそばと生ビールで懐かしい味を噛みしめた。


 食事の後、海側の阪神高速をくぐり、国道2号線に出たところで右へコースを取り、少し歩いた。
 釣り道具屋に寄る。
 ここは兵庫県でも一、二位を争う大きな釣り道具さんではなかろうか?
 一階から三階まで所狭しと釣具がひしめき、中二階にも商品が並べられている。

 日曜日のせいか店内は多くの客で活況を呈し、釣具が一つの産業として成り立っているのも頷ける。

 お目当ては少し大きめのタコテンヤ。
 タコテンヤとは、錘に釣り針がついたタコ釣りの道具で、40号の舟形を買った。
 そのほか小道具を数点仕入れ、来た道を山側へ向かって歩き、新開地通りを湊川方面へ歩く。

 最近の報道によると、新開地に上方落語の定席を設けることが正式に決まった。
 上方落語の定席寄席は大阪の繁昌亭に続き2席目となる。

 2018年のオープンを目指すらしい。
 喜ばしいことだ。

 毎年恒例になった。合唱団「かがり火」の演奏を聴きに文化ホールへ。

 今回、特に私の心を打ったのは「第4ステージ」の歌声だった。
 第4ステージは「混声合唱とピアノのための『すこやかに おだやかに しなやかに 』」で谷川俊太郎の詩に曲をつけたもので、抑制のきいた歌声に完成度の高さを感じる。


 演奏会のあと、少し早い食事を取り、映画館へ。以下の2作品を観る。
 2本目の「最愛の子」は途中で眠ってしまい観ていない。
 そんなわけで今回は私のコメントは省く。

幸せの絆
中国全土で奇跡的大ヒットを記録した感涙のヒューマンドラマ。中国山西省を舞台に、7歳の少女と老人の心温まる交流が少しずつ周りを変えていく様子を描く。2000人の中からオーディションで選ばれた天才子役チャン・イェンは、健気な少女を熱演。おじいさん役のベテラン俳優ティエン・チェンレンとともに素晴らしい演技をみせる。いじめられ、虐げられても変わらない少女の、天使のような笑顔が観る者の心を揺さぶる。(パルシネマ HPから引用)

・監督・脚本:ウーラン・ターナ
・出演:チャン・イェン/ティエン・チェンレン/ハオ・ヤン/ユー・ウェイジエ
・原題・英題:暖春 /WARM SPRING
・2003年/中国//89分

最愛の子
第71回ベネチア国際映画祭や第39回トロント国際映画祭に出品された、実話がベースのミステリードラマ。3歳の息子が失踪し、その3年後に他人の子として育てられていた彼と再会した両親の葛藤や苦悩を見つめる。メガホンを取るのは、『捜査官X』などのピーター・チャン。『画皮 あやかしの恋』などのヴィッキー・チャオ、『西遊記 ~はじまりのはじまり~』などのホアン・ボーらが顔をそろえる。生みの親、育ての親、それぞれの愛について問い掛ける。(パルシネマ HPから引用)

・監督・脚本:ピーター・チャン
・出演:ヴィッキー・チャオ/ホアン・ボー/トン・ダーウェイ/ハオ・レイ/チャン・イー/キティ・チャン
・原題・英題:親愛的/ DEAREST

・2014年/中国・香港/130分

              (神戸湊川 パルシネマ 10/30)

 日曜日、有馬温泉でランチ
 食事を摂ったところは有馬温泉の「月光園游月山荘」。
 食事後、有馬温泉の金泉・銀泉に浸かり「ほっこり」としたひと時を持った。
・↓ clear ランチを摂ったレストランと游月山荘館内

 

 ↑ 有馬温泉からの帰り有馬街道沿いのパン屋さんへ立ち寄る。
安くて美味しいのでいつも客で溢れている。
 ハーバーランドにも店がある。

投稿者 愉悠舎 日時 2016年11月 1日 (火) 神戸散歩, 鑑賞 | 個別ページ

2016年11月20日 (日)
銀の滴降る降るまわりに(劇団文化座公演)
 18日(金)、久しぶりに佐々木愛の演技を観た。

 前から感じていたが、母・光江にそっくりだ。
 姿かたち、身のこなしから声まですべてが母・光江を彷彿させる。

 この日は夜公演だったので、昼間、パルシネマで映画を観た。

 今回で当eoでの投稿も終りとする。

投稿者 愉悠舎 日時 2016年11月20日 (日) 鑑賞 | 個別ページ