わが心の神戸・Ⅵ(過去ログ・神戸散歩)
ラプソディ・オブ・ザ・シーズ(Rhapsody of the Seas)

26日の午後「道案内」のボランティアを終えて、新港第4突堤に足を向ける。
神戸港を訪れたクルーズ船の中で最大級の「ラプソディ・オブ・ザ・シーズ(Rhapsody of the Seas)」に会った。
総トン数 78,491トン は2年前同じバースにやって来たクイーンエリザベス2世号の70,327トンを超える。
上海を発った本船は神戸でUターンし、福岡、釜山そして済州島を経て上海へ戻る7泊8日間の旅。費用は2名1室、大人一人でUS$669からスイートUS$1,969〜となっている。また、途中神戸から乗船する事も可能である。
4月23日に上海を発ち30日に上海に戻るが、30日再び同じコースをトレースする。ということは、神戸から乗船して神戸で下りる行程も可能かもしれない。行程マップを見ると神戸からの復路しか記されていないが、おそらく往路は上海を発ち東シナ海から太平洋を通り紀淡海峡に入ってくるのであろう。
一週間から10日間ぐらいの船旅が私に似合っている。100日間もの船旅はストレスがたまるし、二三日では物足りない。今後日本において、このような手軽なクルーズが増えて行くことだろう。
船に乗って日本の外へ出る機会が巡ってくるならば、私は迷わず10日間ほどの旅を選ぶだろう。そして私にはもう一つのこだわりがある、それは乗船か下船は神戸港である。
船籍:ノルウェー 総トン数:78,491トン
建造年:1997年 全長:279m 全幅:32.2m
旅客定員:2,435名 乗組員:765名
デッキ:11層 巡航速力 22ノット
客室数: 1,000室 エンジン:ディーゼル
客船会社:ロイヤル・カリビアン・インターナショナル Royal Caribbean International
投稿者 愉悠舎 日時 2008年4月27日 (日) 神戸散歩 | 個別ページ
5万トンクラスが2隻

神戸港に2隻の大型クルーズ船がやってきた。
初めて見るクルーズ船だ。まだ観ていないクルーズ船の入港を聞くと、時間が許せばミナトにやってくる。
昨日は2隻ものクルーズ船にお目にかかった。
☆クリスタル・シンフォニー☆
クリスタル・シンフォニーは香港から神戸まで6日間のクルージングを終えて中突堤B岸壁へ寄港。
クリスタル・ハーモニーの姉妹船として、日本郵船が95年にフィンランドのクバナー・マサヤーズで建造した。
船の概要は以下の通り
船籍:バハマ、総トン数:51,044㌧、全長:238m、
全幅:30.2m 、航海速力:最高22ノット 、乗客数:940名、
乗組員:545名、客室数:476室、海側キャビン:480室、
内側キャビン:0室、スタンダードキャビン面積:19〜23平方メートル 、就航:1995年4月
☆スタテンダム号☆
ホーランド・アメリカ・ラインのクルーズ船。
新港第4突堤に入港。ニュージーランドから乗り込んだ約1100人の客を降ろし、27日、約1200人の新たな客を乗せて、長崎や釜山、上海などを巡る。
船の概要は以下の通り
総トン数:55451トン 、建造年:1993年1月 、
全長:219m 船籍:オランダ、全幅:30.8m 、乗組員数:588人
乗客定数:1266人、 客室数:633室、巡航速力:22ノット
投稿者 愉悠舎 日時 2008年3月27日 (木) 神戸散歩 | 個別ページ
「太平洋の白鳥」と「海の貴婦人」

開港140周年を迎える神戸港に2隻の帆船がやってきた。
少し肌寒い秋晴れの新港第1突堤に、航海練習船「日本丸Ⅱ世」と「海王丸Ⅱ世」の雄姿が神戸港に浮かんだ。
帆を張る訓練「セールドリル」を終えた帆船をメリケンパークから捉えた。
日本丸は「太平洋の白鳥」、海王丸は「海の貴婦人」と呼ばれ、帆船ファンに親しまれている。
一見み分けのつかない2隻であるが、船首の先に取り付けている船首像に違いがある。「日本丸Ⅱ世」の女性像は手を合わせ祈りをささげているが「海王丸Ⅱ世」のそれは横笛を吹いている。
世界に誇る2隻の帆船が縦に並び、ミナト神戸を圧倒する。
世界に冠たる神戸港であったかつての栄華を、天を突くマストに垣間見る。
「海王丸Ⅱ世」
船種:4檣バーク型帆船
総トン数:2,556トン
全長:110.09m
全幅:13.80m
総帆数:36枚
メインマスト高:43.5m
「日本丸Ⅱ世」
船種:4檣バーク型帆船
総トン数:2570トン
全長:110.09m
全幅:13.80m
総帆数 36枚
メインマスト高:43.5m
投稿者 愉悠舎 日時 2007年11月25日 (日) 神戸散歩 | 個別ページ
水陸両用観光船

神戸の街なかで見慣れぬ光景に出会った。船のような格好をした車両がメリケンパークの駐車場に止まっていた。三ヶ月ほど前、アイルランドのダブリンの路上で見かけた水陸両用船に似ている。
ダブリンで撮った写真があったので、神戸のそれと比較してみると、原型は同じものであり、どちらも外装に手を加えている。
この車両を運行している「ダックツアー・タイコー」のホームページによると「米国ゼネラルモーター社が、戦時中に水陸両用車、コードネームDUKW(ダック)として製造しました。実際に戦時用として使用されていた車両は廃棄処分され、未使用の車両が各国で観光用として平和利用されております。当社Splash
I号は、ニューヨークの消防署で水害対策用として保持された後、ハワイ州ホノルル市にて、観光用にリストア、そして2006年、神戸にやってきました。」とある。
神戸で再度模様替えを施し、観光船として神戸の街や海を走りはじめたらしい。
「Splash I号」は陸上で時速約40km、水上で時速約3ノット(1ノット = 1.85200 Km)で走行し海にスプラッシュする場所は摩耶埠頭東側とのことである。
ちなみに、この観光船の周遊費用は大人一人3500円と少し高い。
投稿者 愉悠舎 日時 2007年10月31日 (水) 神戸散歩 | 個別ページ
スピリット オブ オセアヌス

8日の午後、アメリカのクルーズ・ウエスト社が運航する小型クルーズ船(4280t)スピリット オブ オセアヌス(Sprit Of Oceanus)を見たくて神戸港内遊覧船に乗った。中突堤の先端に横付けされており、船腹を眺めるにはホテルに入るか海側に廻るしかない、そこで遊覧船に乗り込んだ。
ハーバーランドから川崎重工、兵庫埠頭そして三菱重工の横を通過して第一関門の外へ出た後、再び港内に入りポートアイランドと赤い神戸大橋を右手に遊覧し、中突堤を通過する際、スピリット
オブ オセアヌスの船腹を捉えた。
同船は神戸港で乗客を入れ替え(ターンラウンド)日本各地を廻る。乗船客は飛行機で日本にやって来て、神戸港から乗船する「フライ&クルーズ」を楽しむ人々である。
この日中突堤BCバース(中突堤旅客ターミナル)に「飛鳥Ⅱ(50,142トン)」、神戸ポートターミナルに「ぱしふぃっくびいなす(26,518トン)」が接岸していた。
スピリット オブ オセアヌス(Sprit Of Oceanus)
建造年:1991年
総トン数:4,200トン
全長:90.36m
全幅:15.31m
航海速力:16.0ノット
旅客定員:114名
船級:国際遠洋
船籍:ナッソー(バハマ)
運航:クルーズウェスト社(Cruise West)
投稿者 愉悠舎 日時 2007年10月 9日 (火) 神戸散歩 | 個別ページ
クリッパー オデッセイ( CLIPPER ODYSSEY)

23、24日と神戸港中突堤に停泊している「クリッパーオデッセイ」はクルーザータイプの小型豪華客船で、小さな港にも寄港できる小回りのきくクルーズ船である。
世界の名だたるクルーズ船と違って、気軽で肩の凝らない船旅が楽しめそうだ。
もともと日本生まれのこの船は、旧船名を「おせあにっくぐれいす」と呼ばれていた。
「クリッパーオデッセイ」の運行会社のクリッパークルーズライン(Clipper Cruise Line)のホームページによると、船内での服装既定がなく、One
Dressy Nightを除いてカジュアルな服装を奨めている。
また、チップはパッケージ価格に含まれており不要である。
クリッパー社の運行する小型クルーズ船は4隻あり、全てにエコと教育的な旅を強調している。
その他、船内は禁煙になっている。
4隻はそれぞれ目的や航行地域に独自性を持たせており、「クリッパーオデッセイ」は太平洋の特使として、オーストラリア、ニュージーランド、タスマニア、南太平洋、韓国、日本、カムチャッカ半島そしてアリューシャン列島を巡っている。
「クリッパーオデッセイ」
船籍:バハマ
総トン数:5,218トン
全 長:103.6m
全 幅:15.6m
喫水(最大):4.6m
乗客定員:128名
乗組員定員:72名
投稿者 愉悠舎 日時 2007年5月25日 (金) 神戸散歩 | 個別ページ
中突堤

「ふじ」を観るのは三度目だ。最初に見たのは中突堤に停泊中の「ふじ丸」を対岸の高浜岸壁から望んだ。昨年の5月であった。二度目は新港第4突堤のポートターミナルで昨年の9月に見た。いずれも係留中であった。
4月27日の夕方、「ふじ丸」は接岸をまえにしていた。
煙をたなびかせ少し太めの船腹をこちらに向けてやってきた。
近くのホームセンターで買い物をして店をでたとき、偶然船影を捉えて中突堤に近づくのを待った。
「ふじ丸」が接岸する中突堤に外航クルーズ客船が停船するようになったのは最近のことである。
現在、「飛鳥Ⅱ」、「ふじ丸」、「にっぽん丸」、「ぱしふぃっくびいなす 」などの外航クルーズ客船が使用している。
東側の岸壁はレストラン船「ルミナス神戸2」の専用バースになっている。
一時、寂しくなっていた中突堤界隈に賑わいが戻ってきた。
投稿者 愉悠舎 日時 2007年4月29日 (日) 神戸散歩 | 個別ページ
101日間世界一周

突風を伴った雨も止んだ4月4日午後3時、飛鳥Ⅱが101日間の世界一周クルーズに向けて神戸港から旅立った。
23カ国29港を周り、7月23日神戸に帰港する。
寄港地:横浜〜神戸〜シンガポール〜マーレ(モルジブ)〜シャルムエルシャイク(エジプト)〜ポートスエズ(エジプト)〜イスタンプール(トルコ)〜
オデッサ(ウクライナ)〜コンスタンツァ(ルーマニア)〜ピレウス(ギリシァ)〜バレッタ(マルタ)〜リボルノ(イタリア)〜マルセイユ(フランス)〜バルセロナ(スペイン)〜オポルト(ポルトガル)〜ボルドー(フランス)〜オンフルール(フランス)〜アントワープ(ベルギー)〜サザンプトン(イギリス)〜リバプール(イギリス)〜ダブリン(アイルランド)〜ニューヨーク(アメリカ)〜ナッソー(バハマ)〜プラヤデルカルメン/コズメル(メキシコ)〜プエルトリモン(コスタリカ)〜カボサンルーカス(メキシコ)〜サンフランシスコ(アメリカ)〜バンクーバー(カナダ)〜ジュノー
(アメリカ)〜スキャグウェイ(アメリカ)〜スワード(アメリカ)〜横浜〜神戸
投稿者 愉悠舎 日時 2007年4月 5日 (木) 神戸散歩 | 個別ページ
プリンセス・ダナエ(Princess Danae )

六甲の山なみはまだ冬枯れのまゝなのに、やわらかい陽射しは春本番だ。
神戸港ポートターミナルに停泊しているクルーズ船、プリンセス・ダナエを観に行った。
神戸港初入港らしい。
クラシックな船体が陽光に映えている。
普段は地中海を中心に活躍しているプリンセス・ダナエは、1955年の建造で半世紀の風雪に耐えている。
明日、上海に向けて出港する。
帰り、ポートターミナルから飛鳥Ⅱの船影をとらえた。高浜岸壁まで足を伸ばし、その雄姿をカメラにおさめた。
プリンセス ダナエ(Princess Danae 16,531総トン 全長162.3m ポルトガル船籍)
Ex names: “Baltica ” (1996), “Starlight Express ” (1994), “Anar ” (1992),
“Danae ” (1992), “Therissos Express ” (1974), “Port Melbourne ” (1972)
Loa/Bm/Dft: 162.31 x 21.34 x 7.65
Builder: Harland & Wolff Holdings
Yard number: 1483
Year: 1955
GT: 9783
DWT: 3649
Eng make: B &W
Power: 9706 kW
Speed: 17.0
Cabins: 205
Berths: 420
Passengers: 420
投稿者 愉悠舎 日時 2007年3月 2日 (金) 神戸散歩 | 個別ページ
国道28号線

車で神戸から淡路へ帰る場合、神戸淡路鳴門自動車道の淡路インターか東浦インターで降りて一般国道28号線を南下する。R28は淡路島の主要路線のひとつで神戸市から徳島県まで延びている。いつも使っているR28の全貌が知りたくて調べてみた。
起点はJR神戸駅に近い高架下(写真)からはじまる。
スタート点近くに湊川神社がある。その前の通りを楠正成の幼名にちなんで多聞通りという。1キロほどで新開地の本通に達する。そこからは大開通りで2キロぐらい行くと高速長田駅にでる。そこの交差点を左へ南下しJRの高架をくぐると、東尻池の交差点にでて国道2号線に合流する。ここでR28はひとまず国道2号線になる。
長田、須磨、垂水の街を抜けて明石海峡大橋の下を通過し、神戸市と明石市の市の境あたりにあるJR朝霧駅のあたりでR2と分岐したR28が再び顔をだす。2.5キロほど行ったところ、JR明石駅を南に下ったところにあるフェリー乗り場で本州側のR28は終わっている。ここから海上になり淡路島へとつないでいる。
岩屋のフェリー乗り場からみたびR28がはじまり、途中田の代交差点で神戸淡路鳴門自動車道へのランプウエーと分岐するが、ランプもR28となっている。
淡路島の東海岸を進み、島の中ほどになると海と山が接する海沿いの道にさしかかる。右手の山の上に愉悠舎がある。そこを過ぎてしばらく行くと洲本市に入る。川ぞいにR28が走り、青雲橋北詰でバイパス道路と本線に別れる。バイパスと本線と交差するところに洲本インターがある。
淡路島の終点は福良港に近い南淡庁舎前の交差点となっている。
四国の鳴門市に入ってもR28は続く。神戸淡路鳴門自動車道を背後に撫養川沿いに南下し松茂町に入る。かちどき橋南詰で国道11号線にぶつかり終わりとなる。
この間約92キロの道のりである。
投稿者 愉悠舎 日時 2007年2月18日 (日) 神戸散歩 | 個別ページ