カテゴリ「釣り日誌」の記事
2013年12月 3日 (火)
離岸・接岸(解らん・係留)の実習

コウイカを求めて10時過ぎ出航、5時間ほど粘ったが成果なし。
師匠の獲物を一匹、分けて貰った。

成果は無かったが、今日は船の解らん・係留作業をひと通り実習し習得した。自信はないがほぼマスターしたと思う?
今まで断片的にしか作業を行なわなかったので、手順がもう一つ飲み込めなかったが、今日は最初から最後まで作業に携わり手順を覚えることが出来た。
近年、記憶力が落ち、このまゝでは覚えたことも直ぐ忘れてしまうので、以下に手順を記しておく。
解らん手順(係留はこの逆をやれば良い)
1)クロスビットに止めている係留ロープ①を取り外し、船を手元に引き寄せ船に乗り移れる状態にする。
2)外した係留ロープをクロスビットに繋ぐ。
3)船に乗り、ブイ用ロープを係留ロープ①に結ぶ。
4)係留ロープ①をフックから外し(2箇所)海中へ。
5)フェンダを船の中へ。
6)係留ロープ①②を外し出航OK
7)この間に仕業点検及びエンジン始動
・舵及びスクリュー装着時シャフトに注油する。
・エンジン始動はメインスイッチをオンにし、各計器を確認し、チョークレバーは最小より少し開ける。前後進レバーは中立にして、キースイッチでエンジンを始動。
8)接岸時、スクリュー巻き込みを避けるためボートフックにてブイロープを拾い上げる。離岸時も同様注意が必要。
9)舵を取り外す場合、引き抜きやすい位置がある。左舷側へ30度ほど振ると取り出し易い。
10)係留時のロープ①の状態は画像右側を弛ませ、左側で岸壁との距離を調整するが、2メートルほどとする。
かいつまんでメモったが、必要に応じてこのページ加筆・修正を加えるかも知れない。
投稿者 愉悠舎 日時 2013年12月 3日 (火) 釣り日誌 | 個別ページ
2014年5月30日 (金)
活け締め・直行のアジ&サバ

家の林で林業(ストーブ用薪の調達)に精を出している最中、漁労中の師匠からの伝言がワイフに届いた。
サバとアジをもって行くとのこと。
船上で血抜きをして、船を下りるとその足で我が家へ、サバ一尾とアジを二尾頂いた。
林業を中断して、即サバキにかかる。
直径30CMほどのボウルに入れ、記念撮影後、一時間ほどかけて刺身にした。
アジの刺身が昼の食卓を飾る。ツヤのある美感と歯ごたえのある食感に感嘆!
思うにサバ・アジは鮮度により、その価値の大方が決まるのではないか?
大分県の佐賀関に水揚げされるサバ・アジは高級ブランドとして高名をはせている。
佐賀関近くにある豊予海峡は瀬戸内海と太平洋の狭間で潮流が早く、プランクトン等の餌も豊富なため、本来沖合回遊型の魚であるが瀬に居ついているとされている。
それに関サバ・関アジは一本釣りで活け締めが施され、加えて厳格な品質管理が成されている。
私が神戸で生活していた頃、時々店頭に関サバ・関アジが並んでいたのを思い出す。一尾3千円に手が出なかった。
昼に食したアジは関アジと同じような条件と経過を経て私の口に入った。
神戸で口に出来なかった関アジの味に出会った。と、秘かにほくそ笑んでいる。
夕食のメイン ディッシュに用意している「サバの刺身」が楽しみだ。(PM5:00)
投稿者 愉悠舎 日時 2014年5月30日 (金) 釣り日誌 | 個別ページ
2014年6月10日 (火)
6月の出漁

早朝、師匠と漁に出た。
キスを求めて船を出したが、釣り場は本職の猟師さんが、ジャコ漁に精を出していたので遠慮した。
急きょ予定をアジ漁に変える。
アジの群れを求めて海を彷徨う。
群れに出会ったのが二度。
最初は仕留めたが、二度目は私が仕掛けを引き上げた。途中で仕掛けが絡み、ビシ仕掛けに引っかかったアジたちはオジャン、ガックリ。
どの道も簡単には行かない。気軽に生きてきた身を恥じる。
港への帰り、キスの居所に寄り、しばし竿をたれる。私の成果はゼロ。
家に帰り、頂いた成果を仕分け、アジを刺身にして夕食とする。サバ及びキスは腸(はらわた)を取り冷蔵庫に納める。
夕食に味わったアジの刺身は鮮度抜群。
臭みがなく甘みのあるコリコリ感に、この世の憂さも吹っ飛ぶ。
投稿者 愉悠舎 日時 2014年6月10日 (火) 釣り日誌 | 個別ページ
2014年8月30日 (土)

8月の釣りは3回、そのうち2回は陸釣り師匠に同行。
過去2回は津名港赤灯台の下。
そして今日、場所は旧フェリー岸壁のたもと。
何れもサビキ釣り。
夕方、師匠の横に腰を下ろし、釣り糸を垂れる。
待てど暮らせど何の反応も無く、時間だけが過ぎてゆく。
アタリすらなく一時間が経過。
所在無い二人は世間話に花を咲かせる。
突然、強い引きにあわてて糸を巻く。
5本のエダスに銀鱗が躍る。イワシだ!
その内の一尾が待ち構えていたネコに持ち逃げされる。
魚を食べ終えたネコが再び顔を見せ、少し離れたところから次の獲物をジッと待つ。
今一度、イワシの小群の到来を待って仕掛けを下ろす。
30分ほど待ったがサッパリ。
諦めて撤収。師匠はもう少し粘るとか。
私が帰り支度を始めるとネコちゃんも何処かへ消えた。
帰って、今日釣ったイワシ4尾を、過日冷凍しておいた少し大きめのイワシ2尾と共に煮付け、夕食の一品としていただいた。
投稿者 愉悠舎 日時 2014年8月30日 (土) 釣り日誌 | 個別ページ
2014年9月 3日 (水)
長潮
干満の差がほとんどなく、動かない潮まわりを長潮と言うらしい。
小潮の末期にあたる。
長潮の昨日、陸釣り師匠と小アジ釣りに出かけた。
アタリすらない。
回遊魚は潮が動かなければやって来ないのか?と、昨日に続き今日も長潮なので、魚が廻らないことを実証するため、同じ時間同じ釣りを試みた。
結果は同じだった。

小アジ釣りの前、イシゴカイを餌にキス釣りを試みたが成果なし。キス釣りに赤灯台へ行く途中、突堤の付根で大きいヒラメを吊り上げ、興奮しながらタモを持っている人を探している青年がいた。
彼が釣ったヒラメは40cmはあるだろう。
その写真を撮った。
帰宅すると、船釣り師匠からの贈り物が届いていた。師匠の師匠が獲ったと言う太刀魚のお裾分けだ。
とりたてで一本釣りの太刀魚は研ぎ澄まされた名刀に似て荘厳だ。
三枚におろし、サシミでいただいた。コリコリ感と甘みが何ともいえない。

投稿者 愉悠舎 日時 2014年9月 3日 (水) 釣り日誌 | 個別ページ
2014年9月14日 (日)
釣り人万来
昨日の3時ごろだったろうか、ワイフを某所に車で送ったあと、彼女が所用を済ますまでの二時間ほど釣りを楽しもうと思い、津名港の防波堤に出かける。
三連休初日の土曜日、防波堤及びその周辺は釣果を求める人たちで満杯。
遠来の人たちの邪魔をしてはと思い、車で5分ばかり南へ移動。
私はよくここで釣りをするが、この日はまだ人影が見えない。岸壁の突端で「飛ばしサビキ」の準備をし、餌をカゴにいれ飛ばしを試みるが、ウキ止めがガイドに引っ掛ってうまく糸が滑らない。
思案投げ首の態であれやこれや考えていると、中年の夫婦がやって来た。大阪の池田からやって来たその夫婦は、今夜ここで太刀魚を待つらしい。
ウキ止め対策のアドバイスを彼らから受け、席を彼らに譲り早々に引き上げた。
今日、国道を走ったが、何処も此処も釣り人で溢れていた。
<津名港入口防波堤に群がる釣り人>

今日の午前、国道沿いの洲本市炬口(タケノクチ)フィシャリーナの防波堤の光景。↓

投稿者 愉悠舎 日時 2014年9月14日 (日) 釣り日誌 | 個別ページ
2014年9月20日 (土)
投げ釣り竿
昨夜、卓球と陸釣りの師匠夫妻が40日間の島暮らしを終え、奈良の橿原へ帰っていった。

師匠が淡路を離れる少し前、私は釣りのレベルを少し上げようと、師匠に同行願い、投げ釣り用の竿を買った。
釣り竿を買ったその日、師匠が帰る前々日、私はその竿でアジを、遅れて日暮れ時、師匠は私と別な場所でタチウオを待った。
私はボウズに終わったが、投げ用竿の感触は良く、今後の釣り果を予感できた。
陽も落ちてきたので、釣具をタタミ、師匠のもとへ。
師匠のタチウオ釣りを見学した。
幾度かウキが浮き沈みしたが、タチウオは餌のキビナゴを「ご馳走さま!」。
そんなことを繰り返していたが、午後7時過ぎ待望の獲物をゲット。 指二本半ほどの小ぶりだが、久しぶりのタチウオ釣りに師匠はご満悦。
獲物を前にパチリ、「宮本武蔵の再来」か?
洲本の釣具屋で買った竿の取扱説明書と画像を以下に記載。

投稿者 愉悠舎 日時 2014年9月20日 (土) 釣り日誌 | 個別ページ
2014年9月27日 (土)
浮きサビキの投げ釣り

浮きサビキの投げ釣りに挑戦し、何度目かでアジをゲットした。
この夏、付近の岸辺にアジがやって来ないと、釣り人から随分聞かされた。
その廻って来ないアジにターゲットを絞り、陸釣り師匠に同道願って竿(HORIDAY ISO 遠投仕様 4-450 PTS R <SHIMANO製>)を調達し、船出ならぬ陸出したのが、陸釣り師匠が奈良へ帰る数日前。
狙いは20cm~30cmの刺し身サイズ。
投げる距離、浮き下の長さを変えながらの試みも功成らず
三度目の挑戦は場所を変える。
釣針のサイズもアップしアジを待つ。
日が暮れ始める頃、ウキが沈んだので糸を巻き上げる。
捕まえる寸前糸を切られアジは再び海中へ、 その後続いて掛かるが、これは引き揚げる前に糸を切られる。
仕掛けをもう一段サイズアップして昨日、待望のアジをゲット、感動!
残った餌のアミエビを海に放り、帰宅。
三枚におろし、刺し身にして口へ、ワイフは少し物足りなさそう。
このサイズなら二尾は必要だ。
投稿者 愉悠舎 日時 2014年9月27日 (土) 釣り日誌 | 個別ページ
2015年5月27日 (水)
鯖街道の誕生
船の師匠と漁を楽しんだ。

6時前出港、 キス釣りの予定だったが収穫がなく、予め準備していたアジの仕掛けを使ってアジ漁に変更。
漁法は「一本釣り」。
仕掛けを下ろし、アジを求め、ゆっくりと船を進める。
魚群探知器に群れを成すアジの魚影が映ると船を最小速度に保ち、舵を少し切って右旋回(仕掛けが絡まないように)させながら仕掛けを揚げて行く。
揚げる時、20センチほどの間隔で錘が付いている釣り糸(ビシ糸)を、円形にして甲板に積み重ねて行くのだが、 巻いたビシ糸がその前に巻いたビシ糸の上に来るようにしなければ、次にビシ糸をおろす時、糸が絡み、にっちもさっちも行かなくなる。
ビシ糸の先のハリスを揚げる時も絡まないように、その時々の条件に応じて臨機応変に揚げ方を変えて行かなければならない。

30センチ大のアジが次々と揚がった。
勢いよく跳ねるアジが甲板の上で弾けた。
私は久しぶりにエキサイトした。
中には鯖も混じっていた。
アジと鯖を船上で〆た。
今日はいろいろな作業をさせて貰った。
「これが漁だ!」と言うものも体験した。
昼から成果を届けるため、神戸の隣の三木まで車を走らせた。
船の師匠ご夫妻と陸釣り師匠・Yご夫妻、それに私とワイフが卓球の手ほどきを受けているM夫妻のもとへ。
昔、若狭から京へ、足の速い鯖やアジを運んだ道を鯖街道と呼ぶ。
今、往時の魚商人の心意気を皮膚に感じながら、淡路から神戸を経て三木街道を突っ走った。
私の鯖街道の誕生である。
投稿者 愉悠舎 日時 2015年5月27日 (水) 釣り日誌 | 個別ページ
2015年5月28日 (木)
アジを姿造りに

昨日頂いた海の幸を、今日もお造りにして口に入れさせて貰った。
二日目のサシミである。
今日の味は初日のコリコリ感が消え、甘みが出てきた。
旨みのある新鮮なアジを食する幸せに頭(こうべ)を垂れ、自然と天の恵みに感謝。
投稿者 愉悠舎 日時 2015年5月28日 (木) 釣り日誌 | 個別ページ