2007年8月 9日 (木)
8月08日、ワイフの稽古ごと
8月08日(水)明日はニューヨーク
明日はいよいよニューヨーク、上陸に先立って昨日「ニューヨーク上陸説明会」があった。
入国審査が厳しく写真と指紋をとられるとのこと、少し憂鬱になる。
今日は気分を変えてワイフが日夜船内で励んだ「習いごと」の成果を披露します。
拙い作品ですが一生懸命がんばって、精進していました。
今は、演出家で58回クルーズの水先案内人である由布木一平氏演出による朗読劇の稽古に励んでいます。
(現地時間8月08日16時 日本時間8月09日05時 大西洋上にて)
投稿者 愉悠舎 日時 2007年8月 9日 (木) Around the World Cruise (Real Time) | 個別ページ
2007年8月10日 (金)
8月09日、ニューヨーク(1)
8月09日(木)、自由の女神
大きな吊り橋を渡り、しばらくすると小さなリバティ島に立つ大きな自由の女神像が見えてきた。「これが自由の女神か」、甲板に群がる人々の表情がゆるむ。
もやも無く霧もない空間に、高々と自由の灯を掲げた像が私の横をゆっくりと通り過ぎて行く。
トパーズ号の右舷側に目をやると、マンハッタンの高層ビルが背後からの朝日を受けて少し翳りを見せている。エンパイアステートビルが辺りをはらうような威厳で私たちを迎えている。トパーズ号はまもなく、ニューヨーク市客船ターミナル92番埠頭、5番バースに着岸する。
900名あまりの入国審査が昼過ぎまでかかりそうだ。全員の審査が終了するまで上陸ができない、上陸可能後私とワイフそれに息子の3人でニューヨークの街を散策する。
(現地時間8月09日09時 日本時間8月09日22時 ニューヨーク・ハドソン川にて)
投稿者 愉悠舎 日時 2007年8月10日 (金) Around the World Cruise (Real Time) | 個別ページ
2007年8月12日 (日)
8月09、10日、ニューヨーク(2)
8月09、10日、マンハッタン
入国審査に時間がかかり、私たち三人がニューヨークの街に出たのは2時ごろであった。
先ず最初にアメリカ自然史博物館に向かう、セントラルパークの中を散策しながら途中、西79番通りにあるアメリカ歴史博物館に寄る。着いたのが4時前、閉館時間が4時45分と迫っており、案内の人に見る時間がないと言われ、明日来ることにしてセントラルパークに戻る。息子は公園内をジョギングすると言い、いったん別れる。私とワイフは公園内を散策し、公園にくつろぐさまざまな人たちを眺める。
2時間後息子と合流し、国連本部前へタクシーを飛ばす。今日は長崎に原爆が投下されて62年を迎えた。ピースボートはこの日のために、国連本部前の広場でピースコンサートを準備した。案内のチラシには次のような言葉がしるされている「被爆者で核兵器廃絶運動家の平田正道氏、国際反核法律家協会の設立者ピーター・ワイス氏、国連日本政府代表部特命全権大使の神余隆博氏などによるスピーチの他、NGOによる活動紹介のブース設置、ならびに“We
Shall Over Come”等数々の名曲を世に送り出したピート・シーガー氏を含め数多くのアーティストやミュージシャンによるパフォーマンスも行われる予定です。また、ピースボート『第58回地球一周の船旅』を通じて横浜からNYまでの各寄港地で平和で核のない世界に向けた人々のメッセージが集められたバナーも届けます。是非、ご参加ください」と、遠い異郷で、ニューヨークで「核のない世界をつくる」ために奮闘する日本の若者を、一人の日本人として誇りに思う。
帰り、マンハッタンの東から西までの道のりを歩いて帰った。途中、「伊勢」という名の日本レストランで食事をした。私たちの口に合った味と値段の安さが気に入った。店を出た三人は49番通りを大きな声で喋りながら歩いた。5番街を横切りブロードウェイで足を止め、夜のマンハッタンを楽しんだ。この日帰船したのが午後11時を回っていた。
次の日、雨の中をアメリカ自然史博物館まで歩く、息子とワイフは博物館の見学を私は博物館の周りをそぞろ歩く。午後1時過ぎ地下鉄でソーホーへ、地下鉄の切符の買い方が分からなくて手間取る。グランド・ゼロへ行ってソーホー方面へ戻ってくる予定にしていたが、博物館行が今日に伸びたのでグランド・ゼロを諦めた。息子の買い物に付き合ったあと、夕食を昨夜行った「伊勢」で取ろうということになりタクシーを拾う。いつしか雨も止んでいた。帰りもタクシーをつかまえ、9時前帰船となる。
二日間にわたりニューヨークのマンハッタンを西に東へ、南へ北へ駆け巡った。ピースボートに乗らなければ生涯行くことがなかったであろう世界の都ニューヨークは、私にとって忘れえぬ地になりそうである。この巨大な街に一歩足を踏み入れた途端、懐かしい人間の匂いが私の心と体に擦り寄ってきた。心地よい風が心に吹いてくる。久しぶりに人間を見た気がして仕方ない。
家族三人がはじめて肩を並べて歩いた二日間、摩天楼に見守られながら歩いたニューヨーク、私とワイフと息子は日本で暮らす娘と共にマンハッタンを歩いた。
(現地時間8月11日17時 日本時間8月12日06時 ジャマイカに向かう船上にて)
投稿者 愉悠舎 日時 2007年8月12日 (日) Around the World Cruise (Real Time) | 個別ページ
2007年8月14日 (火)
8月13日、カリブ海
あさって、カリブ海に浮かぶジャマイカのモンテゴベイに到着する。
船内ではジャマイカにちなんだプログラムが賑やかだ。「ジャマイカおもしろ話」「ジャマイカの歴史を語る」「ジャマイカが生んだ英雄ボブマーリー」等々、そしてジャマイカナイトと銘打って「ジャマイカンドリナーズ」がプールデッキにて夜遅く開かれる。
船内は少しずつジャマイカモードに入っているが、年配の人たちはニューヨーク疲れとでも言おうか、少しだけ活気に欠けているみたいだ。いや、それは気のせいで、私の疲労がピークに達しているのかもしれない。
今日は、もう随分前に行ったような気がするミナトから、つい最近訪れたミナトまで十景ほどを掲載しよう。
もう旅も三分の二を終えようとしている。そろそろ旅を振り返る頃になってきた。
(現地時間8月13日20時 日本時間8月14日10時ジャマイカに向かう船上で)
投稿者 愉悠舎 日時 2007年8月14日 (火) Around the World Cruise (Real Time) | 個別ページ
2007年8月20日 (月)
8月15日、ジャマイカ、コロンビア
8月15日(水)モンテゴベイ(ジャマイカ)
ジャマイカはカリブ海に浮かぶ秋田県ほどの島で独立国家であるが英国連邦に属している。人口は266万人 (2005年推計)で公用語に英語を使いプロテスタントが60%を占めている。首都はキングストンであるが、リゾート地、観光地としてモンテゴベイの存在は大きい。
コロンブスが上陸した地がジャマイカで、スペインによる統治下のもとアフリカから連れて来られた黒人たちによって現在のジャマイカがつくられた。
ジャマイカはレゲエ音楽が有名で、「レゲエの神様」ボブ・マーリーが生まれた国でもある。
息子が撮ったニューヨーク(上2枚)とジャマイカ(次の2枚)です。
8月17日(金)カルタヘナ(コロンビア)
コロンビアはこの船旅で唯一の南米、むかしエル・ドラード(黄金郷)と呼ばれていたこともある。
自由行動で旧市街の世界遺産を見に出かけた。
(現地時間8月19日17時 日本時間8月20日07時 パナマ運河通過中)
投稿者 愉悠舎 日時 2007年8月20日 (月) Around the World Cruise (Real Time) | 個別ページ
2007年8月21日 (火)
8月19日、パナマ運河
8月19日(日)パナマ運河通過
ワイフが撮ったパナマ運河通過時の写真です。少しでもイメージを喚起してもらえば幸いです。
(現地時間8月21日07時 日本時間8月21日22時)
投稿者 愉悠舎 日時 2007年8月21日 (火) Around the World Cruise (Real Time) | 個別ページ
2007年8月26日 (日)
8月23、24日、グアテマラ
8月23、24日、グアテマラ
グアテマラで撮った写真です。
(現地時間8月25日22時 日本時間8月26日13時)
稿者 愉悠舎 日時 2007年8月26日 (日) Around the World Cruise (Real Time) | 個別ページ
2007年8月30日 (木)
8月30日、35度線
今、北緯35度線あたりか・・・神戸あたりか・・・。
地球一周の旅もそろそろ終りに近づいて来た。
残る寄港地はバンクーバーとアラスカのスワードの二つになってしまった。
本船はバンクーバーに向けて航行中だが、中東からヨーロッパへ移ったときの劇的な変化が、中米の旅を終えてバンクーバーでも見れそうだ。
寄港地から寄港地まで少し間があるので、今まで撮った写真を載せ、旅の思い出にふけってみよう。
今回はアジア・中東(エジプト含む)編。
(現地時間8月30日08時 日本時間8月30日23時 ロス沖はるか)
投稿者 愉悠舎 日時 2007年8月30日 (木) Around the World Cruise (Real Time) | 個別ページ
2007年9月 4日 (火)
9月02日、バンクーバー
バンクーバーの街を神戸にあるシティループバスのような観光バスでぐるっと一周した。
神戸のループバスは70分で回るが2時間かかったので神戸の倍ほどの距離を巡ったことになる。ちなみに料金はUS35ドルと高い。
バンクーバーの街並みは日本の大都会と大差ない。ヨーロッパに見られるような歴史に彩られた旧い街並みはなく、ビルが林立する近代的な街である。
しかしながら、丘陵地帯をせりあがるように建つ家並や、山手から見る港に落ちる風景はさすが世界で「美しい街」の一つと呼ばれるに相応しく、私を納得させる。
(現地時間9月04日06時 日本時間9月04日23時 アラスカに向けて)
投稿者 愉悠舎 日時 2007年9月 4日 (火) Around the World Cruise (Real Time) | 個別ページ
2007年9月 7日 (金)
9月06日、アラスカ・フィヨルド遊覧
これがアラスカです。
ゆっくりとご覧ください。
(現地時間9月06日14時 日本時間9月07日07時 アラスカ)
投稿者 愉悠舎 日時 2007年9月 7日 (金) Around the World Cruise (Real Time) | 個別ページ
2007年9月12日 (水)
9月11日、帰国途上にて
今、全ての旅程を終え本船は横浜を目指してエンジン音を響かせている。
キャビンの窓から見る海は小さいうねりが幾重にもかさなりあって後方に消えて行く。
こうして三ヶ月以上も日本を離れ異国の空を仰ぎ、よどみに身を浸していると今まで見えなかったものが見えてくる。・・・、・・・。
本日は旅の総集編第2弾としてヨーロッパの風景を掲載します。
(現地時間9月11日08時 日本時間9月12日03時 アリューシャン列島のはるか南)
投稿者 愉悠舎 日時 2007年9月12日 (水) Around the World Cruise (Real Time) | 個別ページ
2007年9月16日 (日)
9月16日、日本へ、そして神戸へ
今回を持って「世界を巡る旅」を終了させていただきます。
航行中に通信衛星を使ってアップしたブログがちょうど40回になりました。悪条件の中不定期ではありますが2.5日に一回の割合でアップすることが出来ました。これも拙い私のブログを毎回読んでくださる皆様のおかげと感謝しております。
また、ブログを書くにあたり持ち合わせの資料が殆どなく、船内で得た情報等をも織り交ぜて文章を作成したため、数値や語彙に不正確な表現をしてしまったかもしれません、どうかお許し願います。
日本はもう秋の気配が忍び寄ってきているのでしょうか、それとも過ぎ行く夏の名残を惜しんでいるのでしょうか。
先日、安倍首相辞任の第一報が短波放送を聞いている方から入ってきた。
今、私の脳裏に浮かぶのは早く神戸に帰って、関西のカツオだしのきいた「素うどん」を食したい、そんな想いに駆られています。
本日は旅の総集編最終弾として北・中・南米及びカリブの国の点景を掲載します。
永い間ご愛読いただきありがとうございました。
(現地時間9月16日09時 日本時間9月16日07時 日付変更線を通過してカムチャッカ半島のはるか南)
投稿者 愉悠舎 日時 2007年9月16日 (日) Around the World Cruise (Real Time) | 個別ページ
