• うしろ姿のしぐれて行くかー種田山頭火ー

朝が来る

久しぶりの三宮シネコンでの映画鑑賞。
河瀬直美監督の「朝が来る」は今年度カンヌ映画祭に出品予定もコロナ禍のため断念。
(2020年・第73回カンヌ国際映画祭のオフィシャルセレクション「カンヌレーベル)。
館内のあちこちに今人気の「鬼滅の刃」のグッズが。

子供に恵まれない夫婦が生まれたばかりの子を我が子として育てる。
産みの親、育ての親それに子共を送り出した施設を経営する女性らの、それぞれの苦悩と喜びを現代の都会と地方に写す。
見上げる木々の隙間に差し込む木洩れ日。
風にそよぐ森の木立。
人が負って立つ厳しさと優しさを、しなやかな森に託す。

浅田美代子の内面を目で語る表情がいい。

朝が来る』(あさがくる)は、辻村深月による日本の長編ミステリ小説である。『別册文藝春秋』2014年1月号から2015年3月号に連載、文藝春秋より2015年6月15日に刊行された。長い不妊治療を経て子供に恵まれず特別養子縁組という手段を選択した夫妻と、中学生で妊娠しやむを得ず子供を手放した幼い母の、それぞれの葛藤と人生を描いた社会派ミステリー。第13回(2016年)本屋大賞第5位。(Wikipedia最終更新 2020年11月03日)

・監督:河瀨直美
・出演:永作博美/井浦新/蒔田彩珠/浅田美代子/
・2020年/日本/139分

asagakuru

((於いて:OSシネマズミント神戸)

映画を観たあと、エレベーターの横から観たJR.三宮方面。

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