新開地の山側入り口に此の4月オープンしたカフェレストランがある。映画鑑賞前、何となく気になっていたのでランチを摂りにはいった。ペット同伴可で犬席も設けている。ビールをオーダーしたが手の込んだ「突き出し」がサービスとして付 ...
映画評論家・淀川長治氏が少年時代を過ごした大正時代の新開地。氏は此処で育ち後に映画人として私たちに映画のすばらしさを教えてくれた。「東の浅草、西の新開地」として名を馳せたかつての面影はないが、淀川長治氏がこよなく愛した「 ...
断捨離の一環、書籍の廃却が進む。過日、一部を新開地の古本屋さんへ持ち込んだ。湊川公園から新開地の通りに入るとすぐの所に書店がある。店の人の話によると開業して100年近くなるという。写真を見れば間口は普通の広さだが右隣にも ...
私は此処を勝手に「シネマ公園坂」と呼ぶ。この界隈を行き交って半世紀が経つ。此処には私の人生がギッシリ詰まっていると言っても過言でない。此処「新開地界隈」については折に触れ語っていきたい。今日は「シネマ坂」について「KOB ...
1949(昭和24)年、GHQ占領政策の食糧統制が順次廃止。 廃止される前、配給券を握りしめ近所の配給所に黒パン(ライ麦パン?)を受け取りに通った日々が記憶の始まりだった。 ずっと、記憶の中のパンは黒いままだった。 今、黒いパンはほんのり焦げた、たおやかな薄茶色に変わった。 「黒」から「薄茶色」への旅路を今ふたたび・・・。