• うしろ姿のしぐれて行くかー種田山頭火ー

丸太小屋小景

黄砂の中の山桜

朝、デッキで山桜を捉える。昨日に続いて今日も黄砂。黄砂の空間は昔見たスモッグに覆われた空に似て鬱陶しい。 山桜 霞の間より ほのかにも    見てし人こそ 恋しかりけれ                紀貫之

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明日は・・・

夜が明けるたびに少しづつ寒さが和らいでくる。水ぬるむ春を待ちわびる朝。寒気の残るデッキに立って日の出を待った。陽が昇り、陽が落ちる一日の始まり。コロナ禍に薄明かりが射してはきたが、人の世は多事多難。ビルマに反動の風が吹き ...

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初春の明仄・落陽

コロナ禍の鬱陶しい世情に心のふさぐ日々。昨夕と今朝デッキに出て日没(下)と夜明け(上)を眺めた。世の異変をよそに陽は沈み、日はまた昇る。 デッキの向こうに白い海苔棚が浮かぶ。昨年、此処でノリを養殖している「塩田」の漁師さ ...

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