庭の山茶花が満開を迎えた。庭に山茶花と椿の木が植わっているがよく似ているので間違い易い。今、山茶花の花は盛りだが椿は未だ固い。通りに咲く山茶花と椿を遠目に見分けるのは私のような「花おんち」に容易でない。違いを見分けるには ...
冷え込みの緩んだ今朝、海ぬるむ陽がみなもに照りかえる。千変万化のみなも。冬を待つ里の晩秋。いつもの朝にいつもの風景。それでいて、いつも違う。空を舞う冬鳥よ、明日は何処や。
強い雨風の此処二三日。今朝、穏やかな朝を迎えた。雲の合間から陽が射してきた。庭の山茶花もほころび始めた。良い一日を過ごせそうだ。朝食を摂って、卓球をして。そして神戸へ。 ついでにもう一景(薔薇)
前庭に一本、ビワの木がある。小屋設立時知人が植えた一本だ。成長して手の届かぬ所に実がなり、おうじょうしていた。数年前、剪定のつもりで上の方を切って低くした。にもかかわらず、剪定方法を間違い、またたく間に脚立を使っても手の ...
自宅近くのあぜ道に彼岸花が紅い。この花を幼い頃から曼殊沙華(マンジュシャゲ)として親しんできた。毒性が有り、親しんできたというより遠目に眺めてきた。紅い色に稲穂が揺れる頃、間もなく稲刈りが始まる。 夕刻前、デッキで「DI ...
緊急事態宣言下の昨日、卓球場が「ロックアウト」されているため団地内を散歩。散歩の途中、可憐に咲く花たちが新緑に映える。春から夏に向かうひと時の華やぎ。野花たちの乱舞にあしたを聴く。何気なく見過ごしてる路傍にも多くの生命体 ...
1949(昭和24)年、GHQ占領政策の食糧統制が順次廃止。 廃止される前、配給券を握りしめ近所の配給所に黒パン(ライ麦パン?)を受け取りに通った日々が記憶の始まりだった。 ずっと、記憶の中のパンは黒いままだった。 今、黒いパンはほんのり焦げた、たおやかな薄茶色に変わった。 「黒」から「薄茶色」への旅路を今ふたたび・・・。