立春から桜の咲く前に急に降る雨を「氷雨」と言う。
家を出るときは降ってなかったが、有馬街道を横切るあたりから雨が降り出した。気温も此処数日よりグッと冷えた感がある。
冷たい雨に打たれるのは少々辛いが
持ち合わせの傘で雨を凌ぎながら歩く。
途中「洞川梅林」の梅を期待したがまだまだ。
帰り、「すずらんの湯」に向かう頃には晴れ間も覗く。
定番メニューを食したあと、湯に浸かり疲れを癒やした。⬇
1949(昭和24)年、GHQ占領政策の食糧統制が順次廃止。 廃止される前、配給券を握りしめ近所の配給所に黒パン(ライ麦パン?)を受け取りに通った日々が記憶の始まりだった。 ずっと、記憶の中のパンは黒いままだった。 今、黒いパンはほんのり焦げた、たおやかな薄茶色に変わった。 「黒」から「薄茶色」への旅路を今ふたたび・・・。