今年最後の「山歩き」を終え、「有馬温泉すずらんの湯」で一息ついている。
ランチをとり、湯舟に浸かり、一年の「汚れ」を落とし、決意を新たにしている。
運転免許証を国に返上したのがこの春、四月一日。
八ヶ月経った今、自分の脚と頭で行動する苦しさと楽しさを味わい今もその渦中にある。
来年もなお一層の奮闘が必要だ。今の体力と能力を維持するために。
1949(昭和24)年、GHQ占領政策の食糧統制が順次廃止。 廃止される前、配給券を握りしめ近所の配給所に黒パン(ライ麦パン?)を受け取りに通った日々が記憶の始まりだった。 ずっと、記憶の中のパンは黒いままだった。 今、黒いパンはほんのり焦げた、たおやかな薄茶色に変わった。 「黒」から「薄茶色」への旅路を今ふたたび・・・。