• うしろ姿のしぐれて行くかー種田山頭火ー

クライ・マッチョ& すばらしき世界

クライ・マッチョ

かつて名を馳せたロデオも今は老いた只の老人。
拾い仕事を貰っている雇い主に頼まれてその息子をメキシコまで迎えに。
息子や帰りの道中に出会う人々との交流を流れるメキシコの風が優しく包む。
元有名ロデオが老いて世間に折り合いをつけ、若い日の無知を自省する様を今のアメリカに映し出す。

クライ・マッチョ』(Cry Macho)は、2021年のアメリカ合衆国のネオウェスタンドラマ映画。監督・製作・主演をクリント・イーストウッドが務めた。1971年にN・リチャード・ナッシュ(英語版)が執筆した同名タイトルの小説(英語版)を原作とし、彼とニック・シェンクが脚本家としてクレジットされている

映画は元ロデオスターの老人を主人公に、メキシコに住む少年を父親に引き合わせるためにアメリカに向かう物語となっている。企画の初期段階では複数の俳優の主演起用が検討され、アーノルド・シュワルツェネッガーが最終的に主演俳優に選ばれたものの、2011年に発覚した彼のスキャンダルが原因で製作が中止された。2020年にイーストウッドが主演を務めることが発表され、COVID-19パンデミック下のニューメキシコ州で2か月間にわたり撮影が行われた。

2021年9月17日にワーナー・ブラザース・ピクチャーズ配給で劇場公開され、同時にHBO Maxでも31日間配信された。批評家からは舞台背景や映画音楽については高い評価を得たものの、脚本については酷評された。また、イーストウッドの演技については両極端の評価がされている。(ウイキペディア【最終更新 2022年041月18日】)

監督・脚本クリント・イーストウッド
出演クリント・イーストウッド/エドゥアルド・ミネット/ナタリア・トラヴェン/ドワイト・ヨーカム
制作年・国2021年/アメリカ/Cry Macho
上映期間4/26(火)~5/4(水)
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イーストウッド監督40作品

すばらしき世界

人生の多くを刑務所で過ごした男の出所後の生き辛さを男の辿った人生と共に描く。
世間の冷たい風に晒されながらも心ある優しい人たちに触れ、折れそうになる気持ちを引き立てる。
「醜い世界」を「素晴らしく」生きた男の心温かき物語。
役所広司さんが見せる喜怒哀楽の表情が素晴らしい。
私とあまり歳の変わらぬ梶芽衣子さん、若い!

ゆれる』『永い言い訳』などの西川美和が脚本と監督を手掛け、佐木隆三の小説「身分帳」を原案に描く人間ドラマ。原案の舞台を約35年後の現代に設定し、13年の刑期を終えた元殺人犯の出所後の日々を描く。『孤狼の血』などの役所広司が主演を務め、テレビディレクターを『静かな雨』などの仲野太賀、テレビプロデューサーを『MOTHER マザー』などの長澤まさみが演じている。橋爪功、梶芽衣子、六角精児らも名を連ねる。(パルシネマHP)

監督・脚本西川美和
出演役所広司/仲野太賀/六角精児/北村有起哉/長澤まさみ/安田成美
制作年・国2021年/日本
上映期間4/26(火)~5/4(水)
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(於いて:パルシネマしんこうえん)