• うしろ姿のしぐれて行くかー種田山頭火ー

母との約束、250通の手紙

先週、久しぶりに神戸の中心部に足を運んだ。
ハーバーランドの入り口にストリートピアノが置かれている。
奈良からやって来る孫たちを待ち合わせるひととき、
ピアノの旋律に耳を傾けた。
その数日後、湊川で映画を観た。

少しずつ行動範囲を広げている。

母との約束、250通の手紙

母親が息子に抱く大いなる期待に応えようと懸命に生きるロマン、
母の呪縛をバネに母の夢を紡ぐ。
天賦の才能を有したロマンの生き方は壮絶だ。
ロマンは「夢」を「現実」で生きた。

フランスの作家ロマン・ガリの自伝小説を映画化し、第43回セザール賞で主演女優賞など4部門にノミネートされたドラマ。第2次世界大戦下で翻弄(ほんろう)された母と息子の絆を描く。メガホンを取るのは『蛇男』などのエリック・バルビエ。『婚約者の友人』などのピエール・ニネ、『アンチクライスト』などのシャルロット・ゲンズブール、『マダムと奇人と殺人と』などのディディエ・ブルドンらが出演した。(パルシネマしんこうえんHP)

ロマン・ガリーRomain Gary, 1914年5月8日 –1980年12月2日)は、フランスの小説家、映画監督、外交官。ロオマン・ギャリイ、ロマン・ガリ、ロマン・ギャリー等と表記されることもある。
1914年、ロシア帝国領ヴィリナ(後にポーランドヴィルノ、現在はリトアニア共和国の首都ヴィルニュス)で生まれた。出生名はロマン・カツェフ(Roman Kacew)。 14歳の時、母と共にフランスニースに移り住み、フランスに帰化した。
第二次世界大戦後、フランス外務省に勤務し、ブルガリア、スイス、アメリカ各国の大使館参事官や、ロサンゼルス駐在領事を務めた。
1956年ロマン・ガリー名義と1975年エミール・アジャール名義で、2度ゴンクール賞を受賞した。
映画女優のジーン・セバーグと結婚し、『ペルーの鳥』の監督など映画界でも活躍した。『レディL』など映画化された作品も多い。
1980年12月2日、拳銃自殺。自殺の直前にガリマール社の担当者へ、自分の死はジーン・セバーグの自殺とは関係ないことと、エミール・アジャールが自分であることを記した文書を送った。文書の最後は、「大いに楽しんだ。ありがとう。さようなら」と結ばれていた。((Wikipedia最終更新 2018年125月29日)

監督脚本エリック・バルビエ
出演ピエール・ニネ/シャルロット・ゲンズブール/ディディエ・ブルドン/ジャン=ピエール・ダルッサン
制作年国2017年/フランス・ベルギー/LA PROMESSE DE L’AUBE
上映期間8/24(月)~9/1(火) 
パルシネマしんこうえん