• うしろ姿のしぐれて行くかー種田山頭火ー

ミナリ & MISSミス・フランスになりたい!

ミナリ

1980年代、アメリカに移住した韓国一家の苦闘が草いきれの荒涼としたアメリカの大地にむせる。
見ず知らずの遠い異国で、
明日に希望を抱かせるのは家族。
家族の愛と絆がアーカンソー州の大地を吹き抜ける。

『ムーンライト』などの映画スタジオA24とブラッド・ピットの制作会社プランBが組み、成功を夢見てアメリカ南部に移住した韓国系移民一家を描く人間ドラマ。さまざまな困難に直面しながらもたくましく生きる家族の物語は、サンダンス映画祭でグランプリと観客賞を受賞した。監督と脚本はリー・アイザック・チョン。『バーニング』シリーズなどのスティーヴン・ユァンが一家の父親を演じ、『春の夢』などのハン・イェリ、『チャンス商会 ~初恋を探して~』などのユン・ヨジョンらが共演する。((パルシネマしんこうえんHP)
原題のMinari(미나리)は韓国語でセリを意味する語である。公式サイトの説明によると「たくましく地に根を張り、2度目の旬が最もおいしいことから、子供世代の幸せのために、親の世代が懸命に生きるという意味が込められている」という。(ウイキペディア【最終更新 2021年08月12日】)

監督・脚本リー・アイザック・チョン
出演スティーヴン・ユァン/ハン・イェリ/ユン・ヨジョン/ウィル・パットン
制作年・国2020年/アメリカ/Minari
上映期間9/15(水)~9/23(木)
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MISS ミス・フランスになりたい!

ミス・フランシスのコンテストに女装して挑むトランスジェンダーの意気と苦悩を彼を囲む人たちの中に写している。
トランスジェンダーの内なる偏見や差別に「ミスフランス」へ駒を進めることにより克服していく。
人びとの拍手喝采の中で彼はカミングアウト。
人は言う「流行に囚われると本質を見失う」と。
パリの夜に灯る「ムーランルージュ」や裏町のネオンが侘しく郷愁をそそる。

男性であることを隠したまま、ミスコンテストに挑戦する青年の奮闘を描いたコメディー。ミス・フランスを目指す主人公が、コンテストの過酷な競争の中で自分らしい生き方を模索する。監督・原案・共同脚本は、俳優としても活動するルーベン・アウヴェス。フランスのモデル、アレクサンドル・ウェターが主演を務め、『ファヒム パリが見た奇跡』などのイザベル・ナンティ、『ギイ』などのパスカル・アルビロ、『ザ・スクワッド』などのステフィ・セルマらが出演する。(パルシネマ HP)

監督・脚本ルーベン・アウヴェス
出演アレクサンドル・ヴェテール/イザベル・ナンティ/パスカル・アルビロ/ステフィ・セルマ
制作年・国2020年/フランス/Miss
上映期間9/15(水)~9/23(木)
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(パルシネマしんこうえん)