コロナの拡大が止まらない。
せっかくの映画がまた、観れなくなるのだろうか?
コロナと共存するためのワクチン・治療薬の到来を期待する。
当館で映画を鑑賞する場合2本とも観て、二本ともアップしていた。
今後、どちらかに比重を移し、1本の印象を深めたいと思う。
今回は、ほとんど一本寝てたので印象に残っていない。
どうも私を画面に惹きつけるのはシリアスな作品のようだ。
是枝裕和監督がフランスの国民的女優カトリーヌ・ドヌーヴを配し、 家族の揺れ動く微妙な空間を描いている。 いまだ衰えぬカトリーヌ・ドヌーヴの美貌。 「妖精」の面影はないが「老い」の美貌に重厚さが加わり、あたりを払う。 是枝裕和監督は5年後10年後の日本をフランスの今に見たのだろうか? 今の日本の親子関係に見られる「ねばっこ」さがなく、角が取れたフランス社会は「大人の世界」だ。 ほどよい親子の距離感が心地いい。
『万引き家族』などの是枝裕和監督がメガホンを取った家族ドラマの特別編集版。大女優である主人公の自伝本出版をきっかけに揺れ動く母と娘の関係が描かれる。『ヴァンドーム広場』などのカトリーヌ・ドヌーヴと『イングリッシュ・ペイシェント』などのジュリエット・ビノシュが母娘を演じた。共演のイーサン・ホークをはじめ、男性キャラクターの出演シーンが追加されている。
(湊川パルシネマしんこうえん HP)
監督・脚本 | 是枝裕和 |
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出演 | カトリーヌ・ドヌーヴ/ジュリエット・ビノシュ/イーサン・ホーク/リュディヴィーヌ・サニエ |
制作年・国 | 2019年/フランス・日本/LA VERITE |