いつもより少し早いか?庭のアカシアに花がついた。正確にはニセアカシアだが一般的に唄や詩に読まれているのはニセアカシア。ニセアカシアは「日本の侵略的外来種ワースト100」に入っており、好ましい樹木ではないが、今更どうこうする気はない。落葉高木樹なので地上からなかなか花びらを捉えるのは難しいが、我が回廊からだと目の位置から容易に観ることが出来る。ニセアカシアは蜜蜂にとって格好の蜜源、写真を撮る準備をしていると蜜蜂がやって来て蜜を調達。ニセアカシアの花が咲くひと時、甘い芳香に心が休まる。
1949(昭和24)年、GHQ占領政策の食糧統制が順次廃止。 廃止される前、配給券を握りしめ近所の配給所に黒パン(ライ麦パン?)を受け取りに通った日々が記憶の始まりだった。 ずっと、記憶の中のパンは黒いままだった。 今、黒いパンはほんのり焦げた、たおやかな薄茶色に変わった。 「黒」から「薄茶色」への旅路を今ふたたび・・・。