ジャーナリスト、サルフラズ・マンズールの回顧録をベースにした物語 。
1987年のイギリス。
パキスタンから移民した一家の音楽に魅せられた少年が社会的に成長していく物語。
先進国イギリスに於ける人種差別、田舎町の閉鎖性、家父長制が色濃く残るパキスタンの家族、
それらがイギリス社会に残る封建制と相まってストレートに描かれている。
サッチャー時代のイギリスの矛盾と苦悩が背景にある。
1987年、パキスタンからイギリスに移住してきたカーン一家はルートンで暮らしていた。同地では露骨な人種差別に遭遇することも多々あり、一家にとって素晴らしい環境というわけではなかった。長男のジャベドはロック・ミュージックに熱狂していたが、父親のマリクはそれを好ましく思っていなかった。そんなある日、ジャベドが同級生(ループス)から紹介されたブルース・スプリングスティーンの楽曲を聞き、大きな衝撃を受けた。そこには、ジャヴェッドが今まで感じてきたことがそのまま表現されていたからである。興奮の中で、ジャベドは心に浮かんできた詩を次々と書き留めていった。
ジャベドの詩は徐々に人々から注目されるようになったが、それが原因でマリクとの関係が悪化することになった。(Wikipedia最終更新 2020年6月04日)
監督・脚本 | グリンダ・チャーダ |
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出演 | ヴィヴェイク・カルラ/クルヴィンダー・ギール/ミーラ・ガナトラ/ネル・ウィリアムズ |
制作年・国 | 2019年/イギリス/BLINDED BY THE LIGHT |
上映期間 | 12/12(土)~12/21(月) |
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1950年代のシカゴを中心に、伝説的なレコード・レーベル、チェス・レコードとそこに属するアーティストたちの物語。
アメリカのシカゴ。
戦後アメリカのポピュラー音楽界を主導したアーティストたちの熱き物語。
背景を深読みするが、フォークやロックが公民権運動やベトナム反戦運動のエネルギーの一つになったのではなかろうか。
「アメリカ魂」を持った人たちの熱い思いがシカゴに流れる。
(キャデラック・レコード 、音楽でアメリカを変えた人々物語、原題:Cadillac Records)は、2008年のアメリカ映画。
シカゴのブルース・レーベル「チェス・レコード」をモデルにした伝記・ミュージカル映画。第66回ゴールデンクラブ賞歌曲賞ノミネート。
登場するモデルの年式と背景の年度に若干の誤差がある。最後にチェスが乗っていた車は60年式のエルドラド ビアリッツ。(Wikipedia最終更新 2020年10月30日)
監督・脚本 | ダーネル・マーティン |
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出演 | エイドリアン・ブロディ/ジェフリー・ライト/ビヨンセ・ノウルズ/コロンバス・ショート |
制作年・国 | 2008年/アメリカ/CADILLAC RECORDS |
上映期間 | 12/12(土)~12/21(月) |
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(パルシネマしんこうえん)