六甲山のあちこちにアジサイが自生している、修法ケ原の北側に森林植物園がある。その一角に「アジサイ園」があり、この時期市民の目をたのしませている。
急に暑くなった梅雨の晴れ間、山歩(サンポ)の道すがら、自生するアジサイが目にとまる。
1949(昭和24)年、GHQ占領政策の食糧統制が順次廃止。 廃止される前、配給券を握りしめ近所の配給所に黒パン(ライ麦パン?)を受け取りに通った日々が記憶の始まりだった。 ずっと、記憶の中のパンは黒いままだった。 今、黒いパンはほんのり焦げた、たおやかな薄茶色に変わった。 「黒」から「薄茶色」への旅路を今ふたたび・・・。