関西に在る7高専の合同演奏会が尼崎の「あましんアルカイックホール」にて催された。
孫の一人が参加するのでワイフと出かけた。
昨日までの寒さと打って変わった陽気に春の気配を肌身に感じる。
彼の奏でるバリトンサクソフォーンにしばしのひととき聴き入る。
1949(昭和24)年、GHQ占領政策の食糧統制が順次廃止。 廃止される前、配給券を握りしめ近所の配給所に黒パン(ライ麦パン?)を受け取りに通った日々が記憶の始まりだった。 ずっと、記憶の中のパンは黒いままだった。 今、黒いパンはほんのり焦げた、たおやかな薄茶色に変わった。 「黒」から「薄茶色」への旅路を今ふたたび・・・。