ゴールデンウィークの真っ只中、修法ケ原から「鍋蓋山」へ。
この山は六甲山系の中で「菊水山」などと並ぶ独立峰の一つ。
半世紀前、六甲全山縦走の折、菊水山から鍋蓋山への道は一旦有馬街道へ出て鍋蓋山の取っ付きから登っていたが今は有馬街道の谷筋に吊り橋がかかり有馬街道まで下りなくてもよくなったので六甲全山縦走も少し楽になった。
今日は修法ケ原から鍋蓋山へのコースをとった。
夏日の陽射しと我々にとって厳しい鍋蓋山の上り、チト厳しかったかな。
1949(昭和24)年、GHQ占領政策の食糧統制が順次廃止。 廃止される前、配給券を握りしめ近所の配給所に黒パン(ライ麦パン?)を受け取りに通った日々が記憶の始まりだった。 ずっと、記憶の中のパンは黒いままだった。 今、黒いパンはほんのり焦げた、たおやかな薄茶色に変わった。 「黒」から「薄茶色」への旅路を今ふたたび・・・。