朝4時過ぎ、ラジオから今井道子さんの声が流れてきた。今井道子さんは若い頃から私の敬愛する登山家。お連れ合いの高橋和之氏と共に憧れの存在であった。医師でもある女史の今朝の話は森林セラピー。食い入るようにラジオにかじりついた ...
1949(昭和24)年、GHQ占領政策の食糧統制が順次廃止。 廃止される前、配給券を握りしめ近所の配給所に黒パン(ライ麦パン?)を受け取りに通った日々が記憶の始まりだった。 ずっと、記憶の中のパンは黒いままだった。 今、黒いパンはほんのり焦げた、たおやかな薄茶色に変わった。 「黒」から「薄茶色」への旅路を今ふたたび・・・。