加害者が被害者に、被害者が加害者になり得る現代社会の危うさもろさを交通事故を通して画いている。
社会や隣人との折り合い、落としどころの分からぬ一途な男のわがままを優しく包んでいる。
万引き未遂事件を起こして逃走した女子中学生の交通事故死をきっかけに、彼女の身の潔白を証明しようと、スーパーマーケットの店長をはじめとした関係者を相手取った父親の暴走を描く。(ウイキペディア【最終更新 2022年5月06日】)
監督・脚本 | 吉田恵輔 |
---|---|
出演 | 古田新太/松坂桃李/田畑智子/藤原季節 |
制作年・国 | 2021年/日本 |
上映期間 | 6/21(火)~6/29(水) |
公式HP | 公式HPはこちら |
「無知や無関心を煽る社会システムと、暴走化する知性と正義感との間に、由宇子の心の天秤はゆれている(チラシより)」。
メディアによって作り上げられる対立軸の一方的な世論形成、「虚の社会の危うさ、もろさに警鐘を鳴らしている。
上映後、脚本・監督を手がけた春本雄二郎氏の話がきけた。
社会の情報化が急速に進む中、誰にでも降りかかる可能性がある困難を描く人間ドラマ。ある事件を追う主人公が、その過程で自らの価値観を試されることになる。『かぞくへ』などの春本雄二郎が脚本と監督などを手掛け、『火口のふたり』などの瀧内公美が主人公、父親をドラマ「デザイナー 渋井直人の休日」などの光石研が演じ、『かぞくへ』でも春本監督と組んだ梅田誠弘らが共演。高崎フィルムコミッションの全面協力を得て、大半のシーンの撮影を高崎で行った。(パルシネマしんこうえん㏋)
監督・脚本 | 春本雄二郎 |
---|---|
出演 | 瀧内公美/河合優実/梅田誠弘/光石研 |
制作年・国 | 2020年/日本 |
上映期間 | 6/21(火)~6/29(水) |
公式HP | 公式HPはこちら |