パリに在る国際ジャーナリスト団体・国境なき記者団(RSF)はこの度、世界180ヶ国・地域を対象に報道の自由度ランキングを発表した。
それによると日本は世界の中で71位、1985年創設から三十五年余りその間もっとも高かった日本の順位は2010年鳩山内閣の11位。
安倍内閣発足時の2013年は53位、その後順位を下げ続け昨年は67位、そして今年。
日本は「大企業の影響力がメディアに自己検閲を促している」とし71位に後退。
ウクライナ侵略を続け報道規制を強化したロシアは155位へ下落。
中国の統制が進む香港は148位(21年は80位)。
中国は2つ順位を上げ175位。最下位は北朝鮮の179位。
日本の「報道の自由度ランク」はあまりにも寂しくお粗末だ。
日本のマスメディアは「忖度」報道を止め、本来の批評精神に立ち返ることを望む。