水ぬるむ春がやって来た。顔を洗う水のほとばしりが心地よい。顔を洗ってデッキに、日の出前の風景を「ウクライナ」への祈りを込めて撮った。「明けない夜はない」。ヒットラーの時代とは違う。プーチンに鉄槌を!ウクライナに平和を。
1949(昭和24)年、GHQ占領政策の食糧統制が順次廃止。 廃止される前、配給券を握りしめ近所の配給所に黒パン(ライ麦パン?)を受け取りに通った日々が記憶の始まりだった。 ずっと、記憶の中のパンは黒いままだった。 今、黒いパンはほんのり焦げた、たおやかな薄茶色に変わった。 「黒」から「薄茶色」への旅路を今ふたたび・・・。