北風の吹く寒い朝、9時に家を出る。大晦日の精かクルマの行き来も滅法少ない。湊川の市営駐車場も疎ら。開演まで少し時間があるも寒いので館内へ。着席して開園前のソワソワ感を楽しむ。開演一席目は旭堂一海氏の「信長と藤吉郎」、今川 ...
1949(昭和24)年、GHQ占領政策の食糧統制が順次廃止。 廃止される前、配給券を握りしめ近所の配給所に黒パン(ライ麦パン?)を受け取りに通った日々が記憶の始まりだった。 ずっと、記憶の中のパンは黒いままだった。 今、黒いパンはほんのり焦げた、たおやかな薄茶色に変わった。 「黒」から「薄茶色」への旅路を今ふたたび・・・。