NHKの深夜放送『ラジオ深夜便』をよく聴く。
深夜便を聞くラジオの裏側を見ると「勤続25年表彰記念」とあり、このとき10日間の特別有給休暇と旅行クーポン券が付与され、海外旅行したのを、フト思い出した。
ラジオはステレオタイプで今も私の傍らにある。
2028年11月の放送免許交付時にNHKはAM放送を完全にFMに移すということなので、今まで聴いていたAMを何の気なしにFMに切り替えた。
和歌山からの放送を受信した。
『ラジオ深夜便』は毎日午後11時から翌朝の5時までの放送だが、
私が耳にするのは主に3時過ぎから5時までの番組。
眠りに着くのが早いので3時ごろには目を覚ます。
和歌山からの第一波が熊谷真実さん。
今朝4時、「明日への言葉」で「いつも心に太陽を」と題して熊谷真実さんが語った。
今年61歳の女史は意気軒高。
とにかく明るい。
「人生で一番つらいときはチャンスの時、そのスイッチをいつ入れるか」、自身のことを「ケロッとしてるのもどうかと思うが、これがそうか(困難にぶちあったた時)、と気持ちを強く持つ」、離婚に関して「あらかじめ人生は準備されているのよ」、「何事もポジティブに歳を重ねるということは楽しい」、「人生いつも主人公は自分」、「いつも心と体を掃除して、きれいサッパリ生きたい」、等々・・・そのようなことを言ったと思う。
話の中で女史は演劇「マンザナ、わが町」にも触れていたが、この作品で読売演劇大賞・優秀女優賞、第50回紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞。
その演劇を観た私は当日のブログ(2018年11月)を読み返した。
ブログの最後に「一途な演技に感動した」と記していた。
「九十五歳まで芝居をやっていたいと」と、屈託がない。