薄日が水面に落ちる初冬の大阪湾。暫く海を見つめたあと、神戸に移動。途中、「かんぽ」の湯に浸る。その後、ハーバーランドのとある店で所要を済ませ鈴蘭台へ。いつものようにユッタリと流れる時間を楽しんだ。
1949(昭和24)年、GHQ占領政策の食糧統制が順次廃止。 廃止される前、配給券を握りしめ近所の配給所に黒パン(ライ麦パン?)を受け取りに通った日々が記憶の始まりだった。 ずっと、記憶の中のパンは黒いままだった。 今、黒いパンはほんのり焦げた、たおやかな薄茶色に変わった。 「黒」から「薄茶色」への旅路を今ふたたび・・・。