10月2日の信州行程の中でメインの白樺林と苔の森(含む、白駒池))について少し。
八千穂高原は長野県の八ヶ岳北麓に位置し、メルヘン街道(R-299)沿線に広がる高原地帯の一角。
・・・八千穂高原(白樺の群生地)➡苔の森➡苔の森から白駒池・・・、と巡り秋色の立ち始めた高原のオゾンを一ぱい吸い込み、コロナ禍に疲弊した心身のリフレッシュ、また折々に訪れた信州の事などが思い出された。
別掲「フォト・Ⅱ」に後刻、本稿のフォトを掲載しますのでご覧あれ。
八千穂高原は北八ヶ岳の東麓に広がる自然豊かな高原。この広大な八千穂高原には、約200haの敷地に50万本の白樺林が堂々と植生し、その群生は日本一にふさわしい優美さ。
ヤマツツジ、ミツバツツジ、レンゲツツジ、ドウダンツツジの群生地としても有名で白樺とのコントラストが美しい。
クリンソウやベニバナイチヤクソウなどの山野草が高原のあらゆる所に咲く頃、白樺やミズナラ、カラマツが一斉に緑濃くなる。
八千穂高原の頂上には、2,100m以上の湖としては日本一広い白駒の池があり、苔と原生林が神秘的である。そこは、清らかに流れる大石川の源流でもある。白樺林の中の遊歩道、白樺林に囲まれたキャンプ場、白樺群生地に隣接する八千穂レイクを散策すれば、自然と森林浴も楽しめる。
紅葉の訪れは、高原一面が白樺とカラマツにより黄金色へと変わる時。その美しさに、多くの写真家が魅了される。
雪化粧した高原は、澄み切った白銀の世界。深い青空が雪化粧をした高原をより輝かせ、満天の星空は手を伸ばせば届くかのような光を放つ。
このように四季折々の光景を心に残す八千穂高原。そこには、いつも白樺の白い森がある。(佐久穂町観光協会ホームページ)
北八ヶ岳の広大な原生林の中に、満面に清水をたたえた神秘的な湖。標高2,100m以上の湖としては日本最大の天然湖で、国道299号線沿いの駐車場から歩いて約15分程度で白駒の池まで行けます。湖までの歩道の回りは樹齢数百年の時を刻んだコメツガ、トウヒ、シラビソの原生林で、地上はまるで緑のジュウタンを敷きつめたような苔が一面を覆っています。 春は遅く5月でも雪がみられ、可憐なピンクの花をつけるイワカガミが遅い春の訪れを知らせ、ナナカマドが赤い実をつける晩秋まで急俊な高山を登らなくても子供からお年寄りまで、気軽に高山植物や大自然の織りなす季節の移り変わりを見ることができます。 また、秀峰八ヶ岳の登山やトレッキングの玄関口としても有名です。白駒の池の伝説あり。
※ペットを連れての散策はご遠慮くださいますようお願い申し上げます。(佐久穂町観光協会ホームページ)
白駒の池入口に一歩足を踏み入れると、一面に広がる青き苔に目を奪われます。ここは、485種類の苔が生息する「苔の森」 さあ、苔に包まれた原生林の神秘的な癒しの世界をゆっくり歩きましょう。その日の天候によって表情の違う苔、気になる苔を見つけたら、そっと語りかけてみてください。まるで、苔があなたを観察しているようです。ルーペや虫めがねを使うと、緑の絨毯にしか見えなかった苔も、枝分かれのしかたや葉の形など、種類ごとに個性が見えてきます。苔の名前を覚えるコツは、姿や形だきでなく、何の上に生えているかを覚えることです。森の奥には、きっと珍しい苔があるでしょう。でも、登山道をはずれて森の中に入ってはいけません。道に迷ってしまうばかりではなく、実は登山道周辺が苔の種類が一番多く見られる場所だからです。白駒の池周辺は、10ヵ所の森に名前がつけられています。それぞれの森には特徴があり、苔の種類にも違いがあります。神秘的な北八ヶ岳 「苔の森」 にお出かけください。(佐久穂町観光協会ホームページ)