奥蓼科高原にある蕎麦屋さんでランチにソバがでた。あと味と喉越しのよさは私にピッタリ。ソバは10割に限る!とは私の印象。昼食後「荻野屋」に寄り、そこで信越本線横川駅で売られていた駅弁「峠の釜飯」を買い込み、大津サービスエリアで夕食となす。今回の旅でかつてよく口にした忘れ難い味、信州ソバと「峠の釜飯」に往時の記憶と共に食した人たちの事などが思い起こされる。
峠の釜飯 ⬇
大津サービスエリアにて「釜飯」を食べさせてもらい、バスの中で投稿。
アイキャッチは白駒池。
1949(昭和24)年、GHQ占領政策の食糧統制が順次廃止。 廃止される前、配給券を握りしめ近所の配給所に黒パン(ライ麦パン?)を受け取りに通った日々が記憶の始まりだった。 ずっと、記憶の中のパンは黒いままだった。 今、黒いパンはほんのり焦げた、たおやかな薄茶色に変わった。 「黒」から「薄茶色」への旅路を今ふたたび・・・。