ランチをしに北の方向へ。三木市細川の「きし井」。車で50分。前回来たのが6月26日なので二ヶ月半ぶり。此処は三木市や神戸市郊外と言うこともあって何かにつけてユッタリしている。店内は広く其処から観る窓外の景色もなかなかのもの。しばしの憩いに身を任せてのひととき。夕飯の一品に「博多巻き」をオーダーし、占めにコーヒーを所望し芳醇な香りを楽しむ。美味に浸った余韻をそのままに店を後にした。
1949(昭和24)年、GHQ占領政策の食糧統制が順次廃止。 廃止される前、配給券を握りしめ近所の配給所に黒パン(ライ麦パン?)を受け取りに通った日々が記憶の始まりだった。 ずっと、記憶の中のパンは黒いままだった。 今、黒いパンはほんのり焦げた、たおやかな薄茶色に変わった。 「黒」から「薄茶色」への旅路を今ふたたび・・・。