「二都物語」で有名なディケンズの半生を彼の著作をもイメージに波乱に富んだ人生をのびやかに奏でる。
産業革命後、勃興期の資本主義が闊歩するロンドンを舞台に若い物書きが躍動する。
労働者階級側から、労働や暮らしをリアルに描いている。
往時のロンドンの街の様子が見て取れて楽しい。
今も人気のディケンズの「心」が読める。
イギリスの文豪チャールズ・ディケンズの半自伝的小説「デイヴィッド・コパフィールド」を、『スターリンの葬送狂騒曲』などのアーマンド・イアヌッチ監督が映画化。不遇な幼少期を過ごした作家の波乱に満ちた半生を描く。『LION/ライオン ~25年目のただいま~』などのデヴ・パテルが主演を務め、ドラマシリーズ「ドクター・フー」などのピーター・キャパルディ、ドラマシリーズ「Dr.HOUSE -ドクター・ハウス-」などのヒュー・ローリーのほか、ティルダ・スウィントン、ベン・ウィショーらが共演する。(パルシネマしんこうえん㏋)
チャールズ・ジョン・ハファム・ディケンズ(Charles John Huffam Dickens、 1812年2月7日 – 1870年6月9日)は、ヴィクトリア朝時代を代表するイギリスの小説家である。主に下層階級を主人公とし弱者の視点で社会を諷刺した作品を発表した。
新聞記者を務めるかたわらに発表した作品集『ボズのスケッチ集(英語版)』から世にでる。英国の国民作家とも評されていて、1992年から2003年まで用いられた10UKポンド紙幣に肖像画が描かれている。英語圏では、彼の本、そして彼によって創造された登場人物が、根強い人気を持って親しまれている。『オリバー・ツイスト』『クリスマス・キャロル』『デイヴィッド・コパフィールド』『二都物語』『大いなる遺産』などは、忘れ去られることなく現在でも度々映画化されており、英語圏外でもその作品が支持され続けていることを反映している。(ウイキペディア【最終更新 2021年07月23日】)
監督・脚本 | アーマンド・イアヌッチ |
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出演 | デヴ・パテル/アナイリン・バーナード/ピーター・キャパルディ/モーフィッド・クラーク |
制作年・国 | 2019年/イギリス・アメリカ/The Personal History of David Copperfield |
上映期間 | 8/4(水)~8/11(水) |
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映像吹き替えを生業とする熟年夫婦。
フセインの時代、ユダヤ系ロシア人夫妻がロシアからイスラエルに移住し「声優」の仕事を探すもままならない。
思い出すのは二人が出逢った頃、敬愛するフェデリコ・フェリーニ監督と一緒に写真に写ったあの日あの時。
長年連れ添った夫婦が苦境に陥って知るすれ違いや齟齬。
人生の再生に向かう二人に悲嘆はない。
ソ連からイスラエルに移民した声優夫婦の波乱を、フェデリコ・フェリーニなどの名作へのオマージュを交えながらコミカルに描くヒューマンドラマ。移住したイスラエルで声優の仕事を得ることができなかった夫婦が、互いに内緒で相手には言えない仕事を始める。監督は、自身の経験を基に本作を作り上げたエフゲニー・ルーマン。ヴラディミール・フリードマンとマリア・ベルキンなどが出演する。(パルシネマしんこうえん㏋)
監督・脚本 | エフゲニー・ルーマン |
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出演 | ヴラディミール・フリードマン/マリア・ベルキン/アレクサンデル・センデロヴィッチ/エヴェリン・ハゴエル |
制作年・国 | 2019年/イスラエル/Golden Voices |
上映期間 | 8/4(水)~8/11(水) |
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於いて:パルシネマしんこうえん