ひと月ほど前オープンした図書館に寄った。
今風のデザインを施した館内は我々シニアを拒絶する雰囲気を随所にとどめ、シニアにゆっくり読書に耽る時間を持たせない拒絶感がある。
そもそも何ゆえにこの田舎町に新しい図書館が必要なのか?
淡路市の言い分によると、老朽化(築後30年)、手狭ま、子どもや若者・子育て世代の利便性を挙げているが、人口の減少化、統廃合の進む小中学校、ジワジワと押し寄せる過疎化の町に上記理由は説得力に欠ける。
「新図書館ありき」のとってつけた理由にしか思われない。
いつまで「箱モノ行政」を続けるのか、いずれこのツケを住民が払わねばならない、総工費は10億円とか。
このイニシャルコストにランニングコストが毎年かかってくる。
かく言う私はせっかく造った代物、拒絶感も何のその有難く利用させてもらう。
せめて、書籍にはややこしい著作権の問題もあろうが、利便性の高いデジタル化を推進して欲しい。