ジェンダーマイノリティを扱った2作品。
LGBT・レズビアン、肖像画を依頼された画家とそのモデルの短い恋を離れ小島に漂わせる。
抑制された恋が叙情豊かに画かれている。
18世紀後半のフランス、女性画家のマリアンヌは女性たちにデッサンを教えていた。アトリエの奥から生徒が持ち出してきた自分の古い油彩画を、マリアンヌは『燃ゆる女の肖像 (Portrait de la jeune fille en feu)』と呼び、その絵にまつわる想い出を回想する。・・・・・・。(Wikipedia最終更新 2021年5月12日)
画家のマリアンヌはブルターニュの貴婦人から、結婚を拒む娘エロイーズの見合いのための肖像画を頼まれる。身分を隠して近づき、密かに肖像画を完成させたマリアンヌは、真実を知ったエロイーズから絵の出来栄えを否定されてしまう。だが、描き直すと決めたマリアンヌに、意外にもモデルになると申し出るエロイーズ。キャンバスを挟んで見つめ合い、美しい島をともに散策、音楽や文学について語り合ううちに、ふたりは恋に落ちる。(パルシネマしんこうえん)
監督・脚本 | セリーヌ・シアマ |
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出演 | ノエミ・メルラン/アデル・エネル/ルアナ・バイラミ/バレリア・ゴリノ |
制作年・国 | 2019年/フランス/Portrait de la jeune fille en feu |
上映期間 | 6/29(月)〜7/7(水) |
トランスジェンダーを題材に草彅剛が捨て身の演技を魅せている。
「おかまバー」で働く「オネエ」たちの切なくてやるせない哀歓が新宿の裏通りに、助け合い生きる人たちのぬくもりが曇天を突き破る。
偏見や差別のない社会はいつ来るのか・・・。
故郷の広島を離れて東京・新宿で生きることを決断した凪沙。彼女は性自認は女性だが男性の体で生まれたため、今にも崩れそうな自分を自分自身で支えさまよっている。親にはカミングアウトしておらず、定期的に親から電話がかかってきた際も男の声色で受けていた。親戚の娘・中学生の一果が彼女のもとに預けられることとなったが、叔父だと思い訪ねてきた一果は、凪沙の姿を見て戸惑う。・・・・・・。((Wikipedia最終更新 2021年6月18日)
監督・脚本 | 内田英治 |
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出演 | 草なぎ剛/服部樹咲/田中俊介/吉村界人 |
制作年・国 | 2020年/日本 |
上映期間 | 6/29(月)〜7/7(水) |