• うしろ姿のしぐれて行くかー種田山頭火ー

ハッピー・オールド・イヤー &100日間のシンプルライフ

ハッピー・オールド・イヤー

断捨離を決意した若い女性が思い出の品々を巡って苦悩する。

一つ一つの「大切なもの」が家族や別れた恋人の間で軋轢を生じ断捨離への思いにブレーキがかかる。

人はそれぞれ大切な「もの」を一つ一つ捨てて生きて行く。

捨てることにより新しい世界に一歩を踏み出せる。

捨てる行為は代わりの「もの」を得るために必要なことかもしれない。

 自宅を自分の事務所に改装するために物を捨てることにしたジーン(チュティモン・ジョンジャルーンスックジン)が、捨てている最中に過去のボーイフレンドであるエム(サニー・スワンメーターノン)から借りたままの物を見つけてしまう、という内容の映画である。(Wikipedia最終更新 2021年4月08日)
自宅をオフィスに改装すべく断捨離を始めたデザイナーが、処分する物にまつわる思い出に揺れ動く人間ドラマ。『マリー・イズ・ハッピー』などのナワポン・タムロンラタナリット監督が、断捨離をめぐる主人公の葛藤を描き、第15回大阪アジアン映画祭コンペティション部門で最優秀作品賞にあたるグランプリを受賞した。『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』などのチュティモン・ジョンジャルーンスックジンが主人公を演じ、ナワポン監督作『フリーランス』などのサニー・スワンメーターノンらが共演。

監督・脚本ナワポン・タムロンラタナリット
出演チュティモン・ジョンジャルーンスックジン/サニー・スワンメーターノン/サリカー・サートシンスパー/ティラワット・ゴーサワン
制作年・国2019年/タイ/HAPPY OLD YEAR
上映期間6/2(水)~6/9(水)

100日間のシンプルライフ

モノが溢れ、カネに振り回され、ITに心奪われる社会の「虚しさ」と「貧しさ」を二人の男を核に飾らない社会への回帰を謳う。

全ての所持品を倉庫に預け、一日一つだけ必要なものを取り戻していく二人の男の勝負を描いたドラマ。持ち物全てを一度手放した若者の実験生活を追ったドキュメンタリー『365日のシンプルライフ』を翻案し、物や情報にあふれた現代における幸せの本質を問いかける。『お名前はアドルフ?』などの俳優フロリアン・ダーヴィト・フィッツが監督・脚本を務め、主人公も兼任。彼の対戦相手である幼なじみを『レッド・バロン』などのマティアス・シュヴァイクホファーが演じる。(パルシネマしんこうえんHP)

監督・脚本フロリアン・ダーヴィト・フィッツ
出演フロリアン・ダーヴィト・フィッツ/マティアス・シュヴァイクホファー/ミリアム・シュタイン/ハンネローレ・エルスナー
制作年・国2018年/ドイツ/100 DINGE
上映期間6/2(水)~6/9(水)
(於いて:パルシネマしんこうえん)