• うしろ姿のしぐれて行くかー種田山頭火ー

太山寺 in 西区

鈴蘭台の家から車で30分、伊川谷に太山寺がある。ふもとの駐車場から太山寺温泉の横を通って坂道を太山寺へ。

苔むした境内のあちこち、ひなびた建物の数々、注ぎ込む渓流に架かる奥の院への欄干、かつての栄華と権勢が忍ばれる。

あらためて観る太山寺の深さに魅了される

何十年ぶりにかの訪問、『太山寺は天台宗で天延元年(973年)12月8日の年紀をもつ「播州太山寺縁起」には藤原鎌足公の子、定憲和尚の開山、霊亀2年(716年)公の孫である宇合の建立と伝える。・・・建武中興の時は、朝敵北条勢を討つため大塔宮護良親王の令旨を受けて、当寺衆徒のめざましい活躍があった。幸運は大いに栄え、この地方の一大法寺として南北朝時代には支院四十一カ坊主・末寺八カ寺・末社六カ社を持ち僧兵もやしなっていた、世相の有為転変や戦火によっての興亡・不沈は著しく、・・・。』(太山寺パンフレット)

太山寺温泉⇩

太山寺境内⇩

何故か?神戸市で唯一の国宝・本堂を撮り忘れた。