コロナの下火が見えてこない今、コロナとの共生を覚悟せねばならぬ。
ワクチンの接種を受けたあかつきに、神戸の「街歩き」を再開しょうと思う。
私がJR神戸の駅頭に初めて立ってから半世紀を超えた。
私の働く場所は神戸か横浜との強い思いがあった。
幸いに転勤もなく「無事」リタイア。
その私の大好きな神戸を「歩き」、風待ち・潮待ちのミナトとして、人生のよすがにでもなればと・・・。
1949(昭和24)年、GHQ占領政策の食糧統制が順次廃止。 廃止される前、配給券を握りしめ近所の配給所に黒パン(ライ麦パン?)を受け取りに通った日々が記憶の始まりだった。 ずっと、記憶の中のパンは黒いままだった。 今、黒いパンはほんのり焦げた、たおやかな薄茶色に変わった。 「黒」から「薄茶色」への旅路を今ふたたび・・・。