バックに、「YouTube」で音楽を聴きながらパソコンを触っている。コロナ禍になってその機会が増えた。その中でも「ちあきなおみ」を聴くと心の滓が少しづつ溶けていく。美空ひばりをもって嫉妬させたと言われる歌声が心にしみわた ...
1949(昭和24)年、GHQ占領政策の食糧統制が順次廃止。 廃止される前、配給券を握りしめ近所の配給所に黒パン(ライ麦パン?)を受け取りに通った日々が記憶の始まりだった。 ずっと、記憶の中のパンは黒いままだった。 今、黒いパンはほんのり焦げた、たおやかな薄茶色に変わった。 「黒」から「薄茶色」への旅路を今ふたたび・・・。