コロナ禍の中、淡路島の富島(としま)にある「かんぽの宿』へ。 目的は入浴、最近二三度来ているがいつも小生一人。 午後2時頃から一時間程、広い浴場を独り占め。 湯舟に浸りながら暫し過ぎし日々を懐かしむ。 当温泉は「小倉山温 ...
1949(昭和24)年、GHQ占領政策の食糧統制が順次廃止。 廃止される前、配給券を握りしめ近所の配給所に黒パン(ライ麦パン?)を受け取りに通った日々が記憶の始まりだった。 ずっと、記憶の中のパンは黒いままだった。 今、黒いパンはほんのり焦げた、たおやかな薄茶色に変わった。 「黒」から「薄茶色」への旅路を今ふたたび・・・。