ヒットラーの時代にイタリアで起きた集団殺人事件の真相に辿り着くまでの弁護士の奮闘を描く。 イタリアでナチにパルチザンの親を殺めらた息子が報復のため殺人を冒す。 殺めた男は戦後ドイツ社会でのし上がる。 戦後、ナチに依る犯罪を多く免罪したドイツの闇を照らす。 ドイツの恥部を白日の下にさらし妙。
新米弁護士のカスパー・ライネンは、30年以上もの間、ドイツで模範的な市民として働いてきた67歳のイタリア人ファブリツィオ・コリーニが、経済界の大物を殺害した事件の裁判で彼の国選弁護人に任命される。その事件の被害者は、カスパーの少年時代の恩人ハンス・マイヤーだった。
そして裁判が始まるが、コリーニは頑なに動機を語ろうとしない。さらに遺族側には、カスパーが大学時代に刑法を教わった伝説的な刑事事件弁護士のリヒャルト・マッティンガーがつく。
こうした圧倒的に不利な状況の中でカスパーは弁護に苦しむ。やがて裁判が進むうちに、ハンス・マイヤーの過去やドイツ史上最大の司法スキャンダル、さらにドイツ刑法の大きな闇が浮かび上がってくる。(Wikipedia最終更新 2020年10月11日)
監督・脚本 | マルコ・クロイツパイントナー |
---|---|
出演 | エリアス・ムバレク/アレクサンドラ・マリア・ララ/ハイナー・ラウターバッハ/マンフレート・ツァパトカ |
制作年・国 | 2019年/ドイツ/Der Fall Collini |
上映期間 | 11/23(月)~12/2(水) |
公式HP | 公式HPはこちら |
盗まれた名画を巡る虚々実々。 中味は乏しいがエンタテインメント性は豊富。
1969年にイタリアで起きたカラヴァッジョの「キリスト降誕」盗難事件に迫ったサスペンス。事件を題材にした映画の製作を知ったマフィアが動きだす。メガホンを取るのは『修道士は沈黙する』などのロベルト・アンドー。『ハッピー・イヤーズ』などのミカエラ・ラマッツォッティ、『われらの子供たち』などのアレッサンドロ・ガスマンのほか、『エッセンシャル・キリング』などの監督でもあるイエジー・スコリモフスキらが出演する。(パルシネマしんこうえん HP)
監督・脚本 | ロベルト・アンドー |
---|---|
出演 | ミカエラ・ラマッツォッティ/レナート・カルペンティエリ/ ラウラ・モランテ/アレッサンドロ・ガスマン |
制作年・国 | 2018年/イタリア・フランス/UNA STORIA SENZA NOME |
上映期間 | 11/23(月)~12/2(水) |
公式HP | 公式HPはこちら |
(於いて:パルシネマしんこうえん)