旅行バッグを携えた観光客が目立つようになった元町通り。通りに面した映画館で「甘い生活」を観た。いつも観ている映画館と違うので、何故か落ち着かない。観客層の違いか、それとも館内の雰囲気が違うのか?あるいはコロナ禍のせいか? ...
1949(昭和24)年、GHQ占領政策の食糧統制が順次廃止。 廃止される前、配給券を握りしめ近所の配給所に黒パン(ライ麦パン?)を受け取りに通った日々が記憶の始まりだった。 ずっと、記憶の中のパンは黒いままだった。 今、黒いパンはほんのり焦げた、たおやかな薄茶色に変わった。 「黒」から「薄茶色」への旅路を今ふたたび・・・。