コロナ禍の日々、出歩く回数がめっきり減った。 そんな中、映画を観るのが楽しみの一つに浮上してきた昨今。 この日観たのは、 中年になった男(乙坂鏡史郎)が高校の同窓会で出会った昔の恋人(遠野未咲)への思いを辿る物語。 同窓 ...
1949(昭和24)年、GHQ占領政策の食糧統制が順次廃止。 廃止される前、配給券を握りしめ近所の配給所に黒パン(ライ麦パン?)を受け取りに通った日々が記憶の始まりだった。 ずっと、記憶の中のパンは黒いままだった。 今、黒いパンはほんのり焦げた、たおやかな薄茶色に変わった。 「黒」から「薄茶色」への旅路を今ふたたび・・・。